河北医療財団、新救急車お披露目会を実施
東京都杉並区に位置する社会医療法人河北医療財団は、地域の皆様への感謝を込めて、2025年4月26日に新型救急車のお披露目会を盛大に開催しました。本イベントは、2024年4月15日から5月31日まで行われたクラウドファンディングの結果を受けて実現したもので、332人の個人や団体からの支援をいただきました。
クラウドファンディングの成果
目標額2,000万円に対して、実際には2,308万7,000円の寄付が寄せられ、それにより新しい救急車の導入が可能となりました。支援者への感謝の意を示すために設けられたお披露目会では、参加者が新救急車を直接見ることができ、多くの方々と祝福の場を共有しました。
新しい救急車の特長
新しい救急車は、単なる移送車両だけでなく、地域の安心と安全を支える重要な要素として生まれ変わりました。救急車に施されたデザインには、支援者各自のメッセージを16色に込めて表現しており、まるで虹の架け橋のように地域への貢献を象徴しています。
充実した搭載機器
新救急車には、視認性と安全性を向上させるための大型散光式警光灯、フロントおよびバックドア上部に追加された赤色点滅灯が備えられています。また、搬送環境の向上を目的とした磁力式防振ベッドや調光可能なLED室内灯が搭載されています。さらに、感染対策としては、運転室と患者室を隔てる壁が設けられ、オゾンUVエアクリアが設置されています。
医療装備
医療器材も充実しています。12誘導心電図モニターや除細動器、人工呼吸器など、救急医療に欠かせない装備が新型救急車に搭載されています。これにより、緊急時においてより迅速かつ効果的に患者の対応が可能となるでしょう。
これからの展望
河北医療財団は、今後も地域医療の充実に向けて努力を続けていきます。2025年7月には新しい病院の開院が予定されており、手術支援ロボットの導入やがん放射線治療の開始が計画されています。これらの取り組みを通じて、一層質の高い医療サービスを地域の皆様に提供していく所存です。
今後とも河北医療財団への温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。