投資信託20兆円突破
2025-08-14 15:31:52

SBI証券の投資信託預かり残高が20兆円を突破!その背景と今後の展望とは

SBI証券の投資信託預かり残高が20兆円突破



最近、株式会社SBI証券が発表したニュースに大きな注目が寄せられています。2025年7月末における投資信託の預り残高が、ついに20兆円を突破したというのです。このことは、投資信託業界における顕著な成長を示す証拠であり、金融市場の新たなトレンドを反映しています。

NISAがもたらす影響



この成長の背後には、2024年にスタートした新しいNISA制度の影響があります。特に、2025年の初めから中頃にかけて行われた販売金額の累計は3.7兆円を超え、前年同期と比較して約12%も増加したことが報告されています。これに加え、積立設定金額も前年同月比で約13%増加しています。NISAを活用した資産形成が浸透していることが伺えます。

さらに、2025年4月の相場調整期においても、投資信託を買い控える動きや既存の投資信託の売却があまり見られなかったのは、長期にわたる資産形成を重視する投資家が増加している証拠です。

SBI証券の取り組み



SBI証券は、投資信託のラインナップを拡充し、取引サイトを刷新することによって新たな顧客ニーズに応え続けてきました。また、投資信託を保有することによってポイントが貯まるマイレージ制度の導入も、投資初心者から経験豊富な投資家まで多くの支持を得ています。このような取り組みの結果、証券総合口座数が1400万に達するなど、多くの顧客が同社のサービスを選んでいます。

今後も顧客中心主義を掲げ、業界内での最低水準の手数料を維持しつつ、最高水準のサービス提供を目指していく方針です。2025年内には「かんたん積立アプリ」のリニューアル及び定率売却機能の実装を予定しており、より一層のサービス拡充を図る予定です。

賞与制度とポイントサービス



さらなる顧客の資産形成支援を目指して、SBI証券では様々なポイントサービスを展開しています。全てのファンドを対象に、保有残高に応じてポイントが付与されるサービスがその一環として提供されています。中でもSBIプレミアムセレクト銘柄については、最大0.25%のポイントが貯まります。

また、クレジットカードでの積立も好評で、毎月の自動決済で最大3.0%の決済ポイントを得ることが可能です。このクレカ積立は新NISA開始前と比べて50%以上の成長を見せ、903億円に達しています。

大規模イベント「資産運用フェス2025」



さらに、2023年と2024年に成功を収めた資産運用フェスが2025年9月7日に東京国際フォーラムで開催される予定です。このイベントでは、複数の運用会社や著名な投資家らを招いたセミナーが行われ、顧客にとって有意義な情報提供の場となります。また、会場での直接相談や、オンラインでのセミナーライブ配信も計画されています。

このように、SBI証券はNISAを中心にした新しい資産形成の流れを受けて、さらなる成長を続けています。投資信託の預かり残高が20兆円を突破したのは、その好調な取り組みの賜物であり、これからも目が離せない存在となることでしょう。


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