世界中で愛される「行動契約」日本語版登場！子育てを科学でサポートする新たな一冊

子育てを楽にする「行動契約」とは？

12月15日より『親子の関係をもっとよくする「行動契約」課題、報酬、作成、実行のABA実践ガイド』の日本語版が発売されます。この書籍は、世界22か国で翻訳されたもので、親と子のイライラを笑顔に変える新たな子育て支援法を提案します。著者は、発達支援や療育に精通したジル・C・ダーディグ氏とウィリアム・L・ヒューワード氏で、行動契約という手法をもとに、報酬を使ったポジティブな行動の強化方法を解説しています。

行動契約は、子ども（または大人）が特定の課題をこなすことで報酬を得る、相互に合意した約束です。この本では、日常生活で直面する癇癪や学習の悩みなどに対応する方法を伝えており、具体的な体験談や漫画風のイラストで親しみやすく紹介されています。特に、北海道の田中桜子氏が翻訳を担当し、日本の子育て事情に合った形での内容になっています。

特別価格キャンペーン

書籍発売に際し、特別価格キャンペーンも行います。12月15日から2月9日までに「田中桜子さんのクラウドファンディングで協賛しました」と明記して明石書店にメールで書籍を注文した方には、通常2200円（税別）を特別価格2200円（税込・送料込み）で提供します。この機会にぜひお手に取っていただきたい一冊です。

「行動契約」の実績

私自身、行動契約の効果を実感したのは、カナダで息子の自閉症診断を受けた後のことでした。実際にABAを学びながら、息子の行動問題に対して行動契約を利用した結果、彼と支援員の関係が改善され、彼自身の成長にもつながりました。実際に、特定の行動に対する報酬を設定し、成功した場合には自分で選んだご褒美を得られる仕組みが、息子の自立を促進したのです。

行動契約は北米の多くの家庭や学校で導入されている方法で、子どもたちの行動をポジティブに変える力を持っています。この方法を学ぶことで、子どもたちと親が共に協力し、問題解決に取り組むための強力なツールが手に入ります。

クラウドファンディングについて

本書のクラウドファンディングは、親子の幸せな関係を築くための資金調達を目的としています。目標額は145万円で、リターンとしてたむらあやこさんのイラストや著名な専門家との交流イベントなどが用意されています。このプロジェクトを通じて、より多くの家族が行動契約の利点を体験し、日常生活に取り入れていくことが期待されています。

未来の子育てと社会に向けて

行動契約の導入が進むことで、子育てのスタンダードが変わっていくことを願っています。このプロジェクトが成功し、書籍が全国に届けられた先には、家族間の理解が深まり、より良いコミュニケーションが生まれる社会が実現します。子供たちの成長と共に、より豊かな家庭が増えることが期待されます。

ぜひ、行動契約の魅力を感じてみてください。新たな子育て法の扉を開く一冊に、皆さんの協力をお待ちしております。