地域企業の新たな採用サポート『SPONSORS BOOST 2.0』
株式会社スポンサーズブースト(東京都目黒区)は、地方の採用課題を解決する新たなモデル『SPONSORS BOOST 2.0』を全国47都道府県で展開します。このプログラムは、地元企業が大学の部活動に対して小口スポンサーとして支援するプラットフォームを提供し、企業と学生の接点を増やします。
地方企業の課題とは
地域の大学生は、地元企業の存在を知る機会が少なく、そのために優秀な人材が県外の有名企業へ流出するという問題があります。このような状況では、地元企業が採用競争に乗り遅れてしまい、効果的な採用活動を行うことが難しくなっています。また、多額の採用費を費やしても成果が薄いという悩みも抱えています。
さらに、地元メディア同様、企業側も「地域を元気にする事業」と「収益の確保」の両立に難しさを感じています。『SPONSORS BOOST 2.0』では、企業が「応援」という共通の価値を通じて地域全体を盛り上げる新しい仕組みを構築します。
新しい採用モデルの特徴
このプログラムでは、企業が応援したい部活に対して月額5万円からの小口支援が可能です。支援を受けた部活は、さまざまなイベントやシステムを通じて地域の人々に自らの活動を知らせることができます。学生は活動を通じて、地域の企業の存在を身近に感じることができ、信頼感を得ることに繋がります。
『SPONSORS BOOST 2.0』が注目される理由には、企業が学生との早期接点を持ち、採用効率を高めることや、地元メディアが持つコンテンツを通じて企業のブランド力を向上させる点があります。これにより、地域活動の活性化が期待され、地域全体に“応援してくれる企業”のイメージが広がるのです。
実績と今後の展望
本取り組みは、かつて行われた採用セミナーをもとに、企業と学生の交流を促進する取り組みを進めています。例えば、先のセミナーでは、企業の採用担当者と大学の部活生が直接交流し、有意義なマッチングを生むことができました。参加した企業や学生からは、双方にとって有益な機会であると高く評価されました。
今回の展開では、各地方での開始を皮切りに、全国47都道府県での展開を目指しています。スポンサー企業の募集が行われ、実際の支援を通じて、地域資源の活用が促進されます。さらに、地元メディアとの連携により、企業のブランド力を高め、地域への貢献とともに収益化も実現できるような仕組みを構築します。
株式会社スポンサーズブーストの使命
「地域の若者の挑戦に直接つなげる」ことを目指し、スポンサーズブーストは新しい社会インフラの確立に努力しています。単発的な支援にとどまらず、地方メディアや企業、市民と共に事業を創ることで、地域の未来を築くという理念のもと、採用課題の克服に貢献していきます。今後も積極的に部活動を支援し、学生と企業の出会いの場を創出し続けます。