五感で楽しむ新たな宿泊体験の誕生
京都の鴨川沿いに位置する宿泊施設「Shizuru鴨川」が、リノベーションを通じて新たな滞在体験を提供します。リノベーションを手掛けたのは、大阪ガスマーケティング株式会社とグローバルベイス株式会社が共同運営する「マイリノ」。現在、宿泊施設の価値は「泊まる場所」から「滞在時間そのもの」に変化しています。そのニーズに応えるため、Shizuru鴨川が目指すのは、心地よい空間での交流や五感に響く体験です。
リノベーションの背景とコンセプト
近年、スモールラグジュアリーホテルが注目を浴びており、訪れる人々はただ「泊まる」だけではなく、その土地ならではの体験や心に残る時間を求めています。Shizuru鴨川は、京都の自然美と鴨川の流れをテーマに「静流(しずる)」をコンセプトにしています。この静かな流れの中で、心豊かな滞在を提供することを目指しています。
リノベーションでは、これまで宿泊者に開放されていなかった2フロアを改装し、「プライベートダイニング&キッチン炎ころ-hokoro-」と「宿泊者専用ラウンジ辻-tsuji-」を新たに設けました。これにより、宿泊者はより上質な体験を享受できるようになります。
プライベートダイニング&キッチン炎ころ-hokoro-
この施設は、宿泊者が1組限定で利用できるプライベートな空間です。「炎ころ-hokoro-」は、火を感じ、香りを楽しみ、五感を刺激する場所として設計されています。
空間の特徴
照明計画は、間接照明や和紙を使用して、心地よい奥行きを生み出しています。また、床材には金属的な光沢を持つ素材が選ばれ、落ち着いた印象を与えています。さらに、日本製の木家具を使うことで、空間全体が高級感で満たされています。
キッチンエリアには、最新の調理器具やビルトインオーブンなどが完備されており、宿泊者は季節の食材を使った料理を楽しむことができます。このプライベートダイニングでは、8名掛けのテーブルで、木屋町通りの景色を眺めながら特別なひとときを過ごせます。プロジェクターも完備しているため、記念日やお祝いの席にも最適です。
宿泊者専用ラウンジ辻-tsuji-
「辻-tsuji-」は、宿泊者同士の交流を促すスペースとして設計され、道が交差する場所のように人々が集まることをイメージしています。静けさが漂うこのラウンジでは、心と身体がリラックスできる空間が広がります。
美しい水模様のフロアタイルや、和紙による柔らかな光が空間を優しく照らし、京都らしさを演出しています。ここでは、待ち合わせやワーキングスペースとしても利用でき、様々な用途に応じた柔軟な使い方ができます。
山室美緒子支配人は、「五感で京都を感じ、京都に浸ることのできる特別な時間を提供したい」とコメントしています。リノベーションを通じて、宿泊者はただ泊まるのではなく、その時間そのものを楽しむことできるのです。
まとめ
Shizuru鴨川のリノベーションは、京都鴨川のロケーションを生かしつつ、既存の空間を新たに生まれ変わらせています。また、「マイリノ」の取り組みは、社会の変化に合わせた新たな旅のスタイルを提案しています。今後も多くの人々が「五感に浸る滞在体験」を通じて、特別な時間を楽しむことでしょう。京都を巡る旅行の拠点として、また独特な時間を過ごす場としてのShizuru鴨川をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。