脱炭素修学旅行モデルがJATA「SDGsアワード」で優秀賞を受賞!
2023年、東武トップツアーズ株式会社を含む旅行業者5社が共同でプロデュースした「脱炭素修学旅行モデル」が、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が主催する「第4回 JATA SDGsアワード 環境部門」で見事に優秀賞を受賞しました。この画期的な取り組みは、環境に配慮した修学旅行の新しい形を提示し、持続可能な社会を目指す意識が高く評価された結果です。
環境負荷の可視化と生徒の主体的な選択
本プロジェクトは、2025年の大阪・関西万博を契機とした公募事業として立ち上げられました。東武トップツアーズと、株式会社JTB、T-LIFEホールディングス、株式会社日本旅行、名鉄観光サービスという5社の旅行業者が連携し、修学旅行や教育旅行に特化した「脱炭素化ツアー」を企画しました。
重要な特徴は、旅程中のCO₂排出量を算出・入力できる「可視化ツール」の導入です。このツールにより、生徒たちは移動手段や宿泊施設の選択によって生じる温室効果ガスの違いを理解し、自然に環境負荷の少ない選択肢を選ぶことができる仕組みが整えられました。
エコ行動のポイント化と地域体験
また、アプリと連動したエコ行動のポイントプログラムがあり、生徒が旅行中に実践するエコ活動を促進します。さらに、事前・事後には学びを深めるプログラムや地域の魅力を体験する機会も設けられており、環境についての知識を深めながら、大阪の素晴らしさを体感できる構成となっています。
この取り組みは、すでに210校、延べ27,062名の修学旅行・教育旅行で導入され、一般的な修学旅行モデルと比較して、総計1,033,816kg-CO₂eq、おおよそ25%のCO₂排出量削減を実現しました。
次世代の環境意識を高める
今回の受賞に際して特に評価されたのは、修学旅行という大規模な市場において、CO₂排出量を可視化し生徒自身が削減行動を選ぶことを可能にした点です。楽しみながら脱炭素行動を学ぶ機会を提供することは、次世代の環境意識を高めることに繋がります。
将来的には、このモデルを単なる修学旅行だけに留まらず、一般団体旅行や企業研修等にも拡張していく意向も表明されています。こうした活動が観光業界全体の脱炭素化に寄与し、持続可能な社会の実現に向けたモデルケースとなることでしょう。
今後も、観光分野での環境負荷削減を強力に進めるため、東武トップツアーズはこの成功事例を基にさらなる普及に尽力していきます。旅行業界全体が合力して持続可能な未来を築くために、ますますの活躍が期待されます。