災害時における電源確保を見据えた連携
埼玉県浦和など、自然災害が多発する昨今において、ポータブル電源の重要性がますます高まっています。そんな中、BLUETTI JAPAN株式会社が埼玉県および三井住友海上火災保険株式会社と「災害時におけるポータブル電源の貸出に関する協定」を結びました。この協定により、災害時に必要な数のポータブル電源を、無償で貸し出す体制が整いました。
この協定の締結式には、BLUETTI JAPAN代表取締役 張 弩弩氏と埼玉県知事 大野 元裕氏、そして三井住友海上火災保険株式会社の埼玉支店支店長 谷口 健一氏が出席し、関係者の思いが交わされました。特に大野知事は、医療現場における電源供給の重要性を強調し、「大変ありがたい」コメントを述べられました。
BLUETTIの社会貢献への姿勢
BLUETTIは、これまでもアフリカの貧困家庭への支援や、災害時の被災地への電源供給など、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。現在、全国各地で進行中の防災力強化の取り組みに応じて、同社のポータブル電源が地域社会での電源確保に貢献することが期待されています。
BLUETTIの COO 川村卓正氏は、「埼玉県民の防災意識が高まる中、私たちの取り組みが少しでも役立てば」と期待を寄せています。災害時における電源の供給が避難所環境の改善に寄与し、安心して生活できる空間を提供することを目指しています。
協定の詳細
具体的には、埼玉県内で災害が発生した場合、BLUETTI JAPANはポータブル電源を必要な数・期間、無償で貸与することが記されています。この協定により、災害時の迅速な対応が求められる際に、電源支援体制が強化され、地域住民の安心感を高めることが可能となります。
また、三井住友海上火災保険は全国的なネットワークを持ち、自治体との連携も得意とする同社の協力のもとで、広範な地域での支援を円滑に促進します。
BLUETTIの理念と未来
BLUETTIは、「電気の力で守れる暮らしがある」という理念のもと、2011年の東日本大震災を機にポータブル電源の開発に乗り出しました。彼らの目標は「すべての家庭にポータブル電源を」提供すること。結果的に、世界初のポータブル電源の量産化に成功し、信頼性の高い電源供給が可能になりました。
2025年には日本市場向けの新シリーズの発売も計画しており、今後ますます期待が高まるBLUETTI JAPANの取り組みと、地域社会への貢献に注目です。電源の確保が様々な場面で求められる中、BLUETTIのポータブル電源はそのニーズに応える革新的な存在として、多くの家庭や避難所での安心を支えていくことでしょう。
会社情報
- - 会社名: BLUETTI JAPAN株式会社
- - 代表者: 張 弩弩
- - 設立: 2021年3月
- - 所在地: 東京都千代田区神田東松下町14番地
- - 公式サイト: BLUETTI JAPAN