AI活用の新展開
2025-06-10 16:34:41

企業のAI活用を進化させる新サービスの誕生!サークレイスとアオラナウ、Synthesyの提携

新たなAI活用支援サービスが始まる



サークレイス株式会社、アオラナウ株式会社、そしてSynthesy株式会社は、各社の強みを活かした新しいAI活用支援サービスを提供開始します。これは「AIプロジェクト伴走支援×AIガバナンス構築・認証サービス」と銘打たれ、企業のAI活用を戦略から実装、ガバナンスまで包括的にサポートすることを目的としています。

新サービス誕生の背景



最近、企業はAI技術の導入を進める中でさまざまな課題に直面しています。特に、経営層のAI構想が現場に浸透していないことや、技術検証で止まってしまうプロジェクトが多い現実が見受けられます。また、AIガバナンスの未整備がリスクを伴い、その影響は企業のブランドやレピュテーションにも現れかねません。

特に昨今、生成AIが話題となる中で、それに対する運用ルールが追いついていない状況も顕著です。こうした課題に対応するため、欧米ではすでに包括的なAI規制の動きが始まり、日本でも2024年には「AI事業者ガイドライン」が発表される予定です。これにより、企業は社内外からの信頼を得るためのガバナンス体制を整える必要性に迫られています。

提供されるサービスの概要



今回の新サービスでは、以下の3つの側面から企業を支援します。

1. AIプロジェクトの伴走支援・実装
企業の業務課題を可視化し、AIの活用構想を策定、現場への実装から運用支援まで一貫して行います。具体的には、運用の現場に応じた柔軟な支援を提供し、実効性のあるAI導入を実現します。

2. AIリスク特定・ガバナンス構築支援
AI活用に伴うリスクを洗い出し、体制やルールの整備、さらには教育を通じて組織全体に浸透させるべくサポートを行います。倫理や法令、内部統制に基づいた実行可能なガバナンス体制を構築します。

3. AIガバナンスアセスメント・認証
クライアント企業のAI運用状況を監査し、有効性の評価と改善を助けます。将来的には、第三者認証機関としてのAIガバナンス認証サービスの提供も視野に入れています。

今後の展望



このサービスを通じて、企業の変革と信頼構築に貢献していく予定です。初年度には提案件数20件を目指し、生成AIのPoCから全社DX支援への展開を5件、さらにAIガバナンス領域での認知拡大によるプラス新規リード100件の獲得を目指します。

企業のAI活用とガバナンス体制を両立させることで、不祥事の未然防止や社会的信頼の維持、各国規制への対応、さらにはリスク低減が可能となります。これにより、企業が持続可能な成長を遂げることができるようサポートしていきます。

また、明確なAI活用の方針を打ち出すことで従業員が安心して業務に取り組む環境を整備し、企業のエンゲージメント向上に寄与します。この取り組みにより、企業は迅速かつ大胆なイノベーションを実現し、「責任あるAI活用企業」としてのブランド価値を高めることができると考えています。

サークレイス、アオラナウ、Synthesy各社について



サークレイスは2012年に設立され、主要なクラウドソリューションを活用し、DX推進とカスタマーサクセスの実現を目指した施策を行ってきました。
アオラナウはServiceNowに特化したコンサルティングを提供する企業で、SynthesyはAI技術を活用した企業変革を支援しています。

この3社が連携し、新たなAI活用環境の整備を目指す取り組みが始動しました。今後も目が離せない動きが続くことでしょう。


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