メットライフ生命が2025年度IT賞で初のIT優秀賞を受賞！

メットライフ生命保険株式会社は、2025年度「IT賞」において「IT優秀賞」を初受賞したことを発表しました。この賞は、公益社団法人企業情報化協会（IT協会）が主催しており、経営・業務改革の成果に基づいて授与されるものです。

変革への取り組み

この受賞は、同社が導入した販売支援プラットフォームの刷新にあると言われています。従来のウォーターフォール型からアジャイル型開発への移行は、ITとビジネスを効果的に融合させることを目的としています。この進化は、2020年のAgile Delivery Model導入以降の人材育成やグローバルリソースの活用など、段階的に行われた施策の成果として現れています。

また、部門横断型のスクラム開発体制が構築されることで、プロジェクトの納期が大幅に短縮され、不具合の発生件数も減少、さらに生産性を示す平均ベロシティも向上しています。これらの業務改革は、実際に顧客体験向上へとつながる成果をもたらしています。

IT賞の評価

米国メットライフのグローバルテクノロジーアンドオペレーション責任者であるビル・パパスは、「この受賞は、真の価値を生み出すイノベーションを追求してきた証です。当社がコミットする顧客への最高の体験に寄与していることが評価された」と述べています。

さらに、IT賞審査委員会の委員長、萩野達也教授は、「アジャイル開発への移行に対する取り組みや、人材育成の徹底、ITとビジネスの融合において、今後も期待が持てる企業として、この賞に相応しい」と高く評価しています。

IT賞とは

IT賞は、1983年に創設された制度で、ITやデジタル技術を用いて業務改革や社会貢献を実現した活動体を称えるものです。毎年、さまざまな分野で厳正に審査が行われ、優れた取り組みが表彰されています。

今後の展望

メットライフ生命は、そのパーパス「ともに歩んでゆく。よりたしかな未来に向けて。」に基づき、今後も高品質な商品やサービスを迅速に提供し続けることを目指しています。ITとビジネスの融合を通じた業務改革は進化し続け、さらなる成長が期待されています。

受賞に関する詳細については、IT協会の公式ウェブサイトを訪れてみてください。