バトンズの後継者公募のご案内
茨城県北相馬郡利根町の石材販売業「株式会社 石のエビハラ」が、事業の後継者を募集しています。運営を手掛けるのは、M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」を展開する株式会社バトンズ。今回は、「石のエビハラ」の設立背景や地域密着の活動を通じて、この公募の魅力をご紹介します。
「石のエビハラ」の誕生ストーリー
「株式会社 石のエビハラ」は、1992年に海老原さんご夫妻によって設立されました。旦那様が体調を崩し、東京のサラリーマン生活を辞めたことをきっかけに、地元に根ざしたビジネスを始めることに。幼少期から石材業界に親しんでいた旦那様の実家が石材産地として有名な桜川市にあり、その縁もあっての挑戦でした。
設立当初から地域での墓石の需要が高まり、特に町営霊園の開園に伴い、事業は順調に成長。海老原さんは営業未経験ながらも、家族を支える気持ちで日々の営業活動に挑みました。その努力が実を結び、口コミを通じて顧客が増え、徐々に安定した成長を続けてきました。
現在の運営状況
海老原さんは、旦那様が他界された後、一人で「石のエビハラ」の経営を続けています。町営霊園を訪れた人々が自然と立ち寄る店舗として、地元の皆さんにとってはお墓の相談ができる大切な場所となっています。
お客様からの相談内容に応じ、石の種類や形状を選定し、お墓の図面を作成。実際にお墓が完成するまでの流れは、非常に丁寧に行われており、基礎工事から組み立てまでを細心の注意を払って実施しています。特に最近では震災を受け、堅牢な設計が求められ、そのための工夫も取り入れています。
後継者を求める理由
30年以上にわたり地域に密着したサービスを提供してきた海老原さんですが、年齢を考慮し、後継者の募集を決意。特にお墓の納骨や文字入れといったアフターサービスが必要なため、事業を簡単には辞められないとの思いが強いです。この事業では、誠実さと顧客との信頼関係が重要で、新たな後継者にもそれが求められます。
募集要項
- - 誠実さ: お客様に誠実に向き合い、地域の人々と信頼関係を築くことが必要です。
- - 業界未経験者歓迎: 資格は特に求められず、独立を考えている方や新しい挑戦をしようとしている方は大歓迎です。引継ぎ期間も設けられており、まったくの未経験者でも安心してスタートできます。
興味のある方は、ぜひご検討ください。詳細は以下の連絡先まで。
小規模ながらも地域に根付いた「石のエビハラ」の事業は、今後も地元の皆様に必要とされ続けるでしょう。あなたの手で、この大切な事業を引き継いでみませんか?