舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が2026年に上演
村上春樹の長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が、2026年に舞台として初めて上演されることになりました。原作は、村上が36歳の時に発表し、国内外で高い評価を受けている作品。この舞台の演出・振付は、フィリップ・ドゥクフレが担当し、主人公“私”役に藤原竜也がキャスティングされています。
舞台の概要と魅力
この物語は、幻想と冒険が交錯する二つの世界を描いています。「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終り」という二つのストーリーが同時進行で描かれ、それぞれのキャラクターの運命が絡み合う様子が展開されます。特に、フィリップ・ドゥクフレの独自の演出手法によって、村上春樹の独特な世界観がどのように表現されるのかが大きな見どころです。
最近、キャスト9名が集結したメインビジュアルとプロモーション映像、さらにワークショップ映像も解禁されました。これにより、役者たちがどのように幻想的で冒険に満ちたストーリーに息を吹き込むのか、観客の期待感がさらに高まっています。
公演詳細
東京公演は2026年1月10日から2月1日まで、東京芸術劇場プレイハウスで行われます。チケットはホリプロステージにて、2023年9月20日から先着先行販売がスタートします。チケット料金は、S席が12,500円、サイドシートが8,800円、25歳以下のU-25割引が6,500円、そして20歳以下のYシートが2,000円と、さまざまな層の観客に向けた価格帯が用意されています。
キャストとスタッフ
今回の舞台では藤原竜也をはじめ、森田望智、宮尾俊太郎、富田望生、駒木根葵汰、島村龍乃介、藤田ハル、松田慎也、そして池田成志が出演します。演出にはフィリップ・ドゥクフレが手がけ、脚本は高橋亜子が担当。音楽は阿部海太郎が創り出し、美術や照明、映像、衣装も各々の才能が結集された作品となります。
観劇体験をさらに豊かに
公演中には特別イベントも用意されています。例えば、ホリプロステージの会員を対象にした貸切公演やアフタートークイベントも予定されており、特に舞台見学ツアーでは、観劇後に舞台裏を見学できる貴重な体験ができます。これに参加することで、終演したばかりの舞台の余韻をさらに深めることができるでしょう。
まとめ
2026年1月から始まる舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、新たな名作舞台として多くの人々に愛されることでしょう。観客の心を捉えるために、クリエイティブチームによる斬新な作品作りが期待され、今からその開幕が待ち遠しい限りです。詳細は公式ホームページやSNSで随時更新される情報をチェックしてください。