栃木県の新しい信用保証制度が持続可能な経営をサポート
このたび、サステナブル・ラボ株式会社は栃木県信用保証協会の新たな取り組みにおいて、重要な役割を果たすこととなりました。3月3日から始まる「サステナブル経営推進保証制度」のもとで、私たちが提供する非財務データの収集・分析業務が中小企業を支援します。
1. サステナブル経営推進保証制度とは
本制度は、中堅中小企業がその経営の持続可能性を高めるために、財務情報に加えて非財務情報の活用を促進するものです。非財務情報を適切に評価することで、企業の透明性が向上し、事業性評価がより正確に行われます。具体的には、サステナブル経営に取り組む企業に対して、低い保証料率での資金供給を行うことが目的です。
この制度は、財務情報の評価だけではなく、社会的責任や環境への配慮といった側面を評価するための仕組みです。2025年3月3日から運用されるこの制度は、中小企業の持続可能な発展を強く後押しすることが期待されています。
2. 当社の役割と提供サービス
私たちサステナブル・ラボ株式会社は、企業の非財務データを効果的に収集し、可視化するツール「TERRAST for Enterprise(T4E)」を展開しています。このツールは、SDSC(サステナビリティデータ標準化機構)が定めた非財務情報開示項目に基づいており、企業が求めるデータを効率的に集計し分析することが可能です。
具体的には、T4Eを使用することで、企業が報告すべき非財務データを適正に管理し、各種指標を可視化できるようになります。これにより、経営者は自社の現状を把握し、持続可能な経営に向けた目標を明確にすることができます。
具体的な機能としては、約40項目のESG関連情報を入力するだけで、診断結果が自動生成されます。さらに、ESGスコアのレポート提供により、目標管理や現状分析がスムーズに行えるため、サステナブル経営が一層進めやすくなります。
3. 今後の展望
この制度を通じて、より多くの中堅中小企業が非財務データを活用し、持続可能な経営を実現することを目指しています。私たちは、保証機関や金融機関、SDSCとの連携を強化し、企業の成長を支援する新しいソリューションの開発に努めてまいります。
非財務データは、企業の長期的な成長や競争力にも寄与する重要な要素であるため、しっかりとした基盤を築くことで新たな可能性を引き出すことができます。
4. お問い合わせ
本制度や当社のサービスに関する取材、質問等がありましたら、
こちらのお問い合わせページからご連絡ください。私たちと共に、持続可能な社会を目指していきましょう。
サステナブル・ラボ株式会社の活動を通じて、企業の社会貢献と経済をシームレスに接続することを目指しています。これからも、非財務データを基にした新たなアプローチで、持続可能な経営を支援していきます。