福島県塙町からの贈り物
福島県塙町(はなわまち)にある「塙町ふるさと産業おこし連絡協議会」から、葛飾区へ白米300kgが寄贈されました。この寄贈を受け、6月29日に葛飾区役所で「白米寄贈式」が行われました。新小岩地域の小学校5校で、7月上旬からこの白米が小学生たちの給食として提供されることが決まっています。
寄贈式の様子
寄贈式には塙町のまち振興課長である遠藤安弘氏と、葛飾区教育委員会の市川茂教育長が出席しました。遠藤氏は、「塙町で丹精込めて育てたお米を、葛飾区の子どもたちに味わっていただけることを大変うれしく思います。次世代を担う子どもたちに本物のおいしさを感じていただくとともに、塙町に少しでも関心を持っていただければ幸いです」と語りました。
一方、市川教育長は、「このたびは、塙町で大切に育てられたお米をご寄贈いただき、心より感謝申し上げます。都市部で暮らす子どもたちにとって、お米がどのように育ち、食卓に届くのかを実感する機会は多くありません。今回の寄贈が、子どもたちの食や農業への関心を持つきっかけとなることを期待します。葛飾区としても、塙町との連携をさらに深めてまいります」と話しました。
具体的な寄贈内容と今後の展開
今回の寄贈内容は、令和7年度の新米300kgであり、塙町オリジナルのクリアファイルとともに、新小岩地域にある松上小学校、小松南小学校、二上小学校、上小松小学校、上平井小学校の5校に提供されます。子どもたちは給食を通じてこの白米を味わい、同時にクリアファイルも受け取ることになります。
さらに、保護者には塙町の観光や食の安全に関するチラシが配布され、QRコードを利用したWEBアンケートが実施されます。このアンケートに回答していただいた保護者の中から10名に、抽選で「塙町産白米3kg」がプレゼントされる企画も用意されています。
「はなわの恵」プロジェクト
この取り組みは「はなわの恵」プロジェクトの一環です。福島県の塙町と葛飾区との絆を深めるためのもので、震災後の風評被害を払拭し、塙町の認知度を向上させる目的があります。
具体的には、給食でのお米を通じた実食体験をはじめ、ノベルティの配布や保護者へのアンケート実施を通じて、塙町の魅力を伝えます。また、地域農業の振興や食を通じた交流の創出を目指し、次世代との新たな関係の構築を図ります。
もともと塙町はダリアの花の産地として有名ですが、今回の寄贈を機に、地域の特産品や魅力がより多くの人々に伝わることを願っています。このプロジェクトを通じて、子どもたちが食の大切さを学び、地域に対する愛着も育まれることでしょう。