木の魅力満載!
2025-08-20 14:49:08

大阪・関西万博で体感する木の魅力「Wood Change 2025」の全貌

大阪・関西万博「Wood Change 2025」とは



2025年9月23日から29日までの期間、大阪・関西万博にて「Wood Change 2025 ~使おう、日本の木。」というテーマの展覧会が開催されます。この展示では、ウッドデザイン賞の受賞作品を実物展示し、観客が直接触れながら木製品の魅力を実感できる内容となっており、日用品や雑貨、文具、玩具など、驚くべき木製アイテムが多数揃います。さらに、2023年度から2024年度に選定された「大阪・関西万博特別賞」を受賞した作品も紹介され、木材の役割や利活用についての理解が深まることでしょう。

ウッドデザイン賞とは



ウッドデザイン賞は、木材の利用を通じて社会課題を解決する取り組みを評価するために設けられたアワードです。木材を使った住宅や建築、家具、玩具など多岐にわたる分野が対象となっており、また、山や森のストーリーを伝えるコミュニケーションや調査研究も評価の対象です。今回の展示では、特に優れたデザインと社会的価値を持つ木製品が集められています。

5つのテーマで体験する木製アイテム



展示会は「木であじわう」「木であそぶ」「木でえがく」「木とくらす」「木をまとう」の5つのテーマに分かれており、それぞれに合った体験型のコンテンツが用意されています。

木であじわう



木と食の融合をテーマに、木製のストローやおひつ、ワイングラスなどの展示が行われ、視覚・触覚・嗅覚を楽しめるコーナーです。温もりのある木製の器は、食事をさらに特別なものにしてくれます。

木であそぶ



木を使った玩具コーナーでは、精巧に作られた木製ブロックや積み木などが展示され、実際に手に取って遊ぶことができます。これにより、木材の質感や感触をダイレクトに体験できるようになっています。

木でえがく



木と文具をテーマにしたコーナーでは、杉の皮を用いたインクや木粉クレヨンなどが並び、書や絵の体験ができる展示が行われます。特に日本の書文化に触れる機会として、木硯も展示され、伝統と新しさが融合しています。

木とくらす



このコーナーでは、曲木や圧縮技術を駆使したインテリア製品が展示され、木そのものの美しさや機能性を体感することができます。木材の柔らかな表情や質感が、生活に潤いを与えるアイテムたちです。

木をまとう



中でもユニークなこのテーマでは、木を使った服飾アイテムやアクセサリーが紹介されています。木の優しさや香りが生活に溶け込む体験を楽しめます。現代的で斬新なデザインの木製ファブリックや下駄も登場し、新しい価値観を提案しています。

大阪・関西万博特別賞受賞作品



今回の展示会では、ウッドデザイン賞から特別賞に選定された6作品も紹介されます。これらは日本の木の文化やデザインを世界に発信することを目的とした宿泊や体験施設などです。

  • - FARM FRONT seki_noen(新潟県):農業と林業を融合した建築で、食と自然を楽しむことを提供。大開口で自然を取り込むデザインが特徴的。
  • - 蒜山そばの館(岡山県):地場産業なるCLTを利用し、地域の伝統と現代技術の融合を達成した建物。
  • - ごはんや一芯 京都店(京都府):磨き丸太の新たな利用法を提示する、ユニークな建築作品。
  • - ARBOR(福岡県):木工所とアートが融合した空間で、職人技の魅力を広げる活動を実施。
  • - JR日豊本線 霧島神宮駅(東京都):駅舎改修事例として、地域性と耐震性を兼ね備え、来訪者のための新たな空間を提供。

木づかいシンポジウムの開催



展示初日の9月23日には、フューチャーライフヴィレッジ内で「木づかいシンポジウム」が開催されます。木材利用の最新情報や木造建築の技術開発についてのプレゼンテーションが予定されており、更なる木の可能性を探ります。

まとめ



「Wood Change 2025」は、単なる展示にとどまらず、木の文化を深く理解し体験する場として大きな意義を持ちます。木の魅力を全身で感じられるこの機会をお見逃しなく!


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