つくば市で新たなワンウェイ型シェアリングサービスを実施
株式会社ストリーモは、自社で開発した立ち乗り型三輪モビリティ「ストリーモ」を活用し、つくば市で新たなシェアリングサービスの実証を実施します。このサービスは、2025年11月から2026年2月までの期間にわたり、つくば市内の主要地点にストリーモを配置し、乗り捨て可能なワンウェイ型シェアリングを導入します。従来のシェアリングモデルでは解決できなかった柔軟性のある移動手段を提供することを目的としています。
実証事業の概要
ストリーモを用いたこのシェアリングサービスは、駅前や駐車場などの主要拠点に車両を配置し、利用者は自分の都合に合わせた地点で乗り捨てることができます。この新しい取り組みは、特に「ラストワンマイル交通」の課題を解決することに貢献することが期待されています。
実証の背景と目的
つくば市は、研究学園都市として知られ、先進的なまちづくりを進める一方で、さまざまな移動手段の不足が問題となっています。市内の観光地や住宅地間の移動が難しいため、ストリーモの導入は以下の目的を果たします。
1.
新しい地域モビリティの提案: 公共交通機関を補完する形で、より便利な移動手段を提供します。
2.
短距離移動のシェアリング活用: 利用者の動向を把握し、より良いサービスへとつなげるデータを収集します。
3.
アクセシビリティの向上: 高齢者や学生、観光客など、多様な層にとって使いやすいサービスの実現。
ストリーモの特徴
ストリーモは、特許を取得した「バランスアシストシステム」を搭載しており、極低速から快適な速度で走行できるのが特徴です。このシステムにより、ユーザーは自分のペースで安心して移動でき、特に初めて利用する方や高齢者にも適しています。
1. ワンウェイ型シェアリングの利便性
このサービスでは、乗り捨てが可能なため、ユーザーは必要な場所でスムーズに利用し、他の交通手段に合わせた移動が可能です。
2. 誰でも使いやすいデザイン
三輪型の構造により安定した走行を実現し、特に不安のある方でも安心して使用できる設計になっています。
3. 環境に優しい
齢々の電力で駆動し、CO₂の排出を抑え、地域交通の脱炭素化に貢献します。
4. スマートな利用体験
予約から返却までをスマートフォンで完結し、利便性の高い次世代型サービスを提供します。
今後の展望
ストリーモは、今後も観光地や商業施設への導入を進め、地域経済の活性化に寄与する意向を示しています。また、老若男女を問わず、誰もが安心して使える移動手段を提供することを目指し、地域のニーズに応じた運営を展開していくでしょう。
興味がある施設や事業者は、ぜひストリーモのレンタルサービス導入に関心を寄せてください。詳細については公式サイトをご覧ください。
ストリーモ公式サイト