EV向けフリートマネジメントサービスとオートリースを一体化した新プランの提供開始

EV向けフリートマネジメントサービスとオートリースの新プラン

EVolity株式会社とみずほリース株式会社、そしてその子会社であるみずほオートリース株式会社は、EV向けのフリートマネジメントサービス（FMS）とオートリースをひとつにまとめた新しいパッケージプランの提供を開始しました。従来は別々に契約していたこれらのサービスを一本化することで、導入時や運用時における事務的負担を軽減し、企業のEV導入をスムーズに進めることを目指しています。

EV導入の背景と課題

2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、多くの企業が使用車両のEV化を進めています。しかし、EVの運用では充電計画や電池残量といった特有の要素を考慮する必要があり、将来的には運用の複雑さが負担となることが懸念されています。この新しいプランは、こうした課題に応える形で、法人がEVを導入する際の負担を軽減することを目的としています。

3社の強みを集結

EVolityは、車両、電池、充電を一元的に管理するFMSを活用し、車両の電池状態や走行距離の常時モニタリング、充電状況の管理を行っています。また、CO2排出削減効果や電気代削減のデータを提供し、企業のEV運用を支援しています。これにより、法人における大規模なEV導入がさらに促進されると期待されています。

みずほリースでは、EV導入に際しての課題を解決するために、リース提供から充電インフラの整備さらにはメンテナンス作業まで、顧客のニーズに特化したソリューションを展開しています。一方、みずほオートリースは、自動車のリース業務を通じて、財務や車両管理の面で企業をサポートしています。これら3社が手を組むことで、法人のEV運用がさらに効率的に行える環境が整いました。

新プランの特長

今回の新プランは、契約の一本化によって企業が持つさまざまな課題を解決することができます。例えば、煩雑な書類手続きを一元化し、スムーズな契約を提供。また、導入後も運用状況をリアルタイムでモニタリングできるため、効率的な運用を実現します。この仕組みは、EV運用を行う企業が持つ多くの情報を可視化し、意思決定をサポートする役割も果たします。これにより、業務効率の向上や運転コストの削減など、経済的なメリットも得られるでしょう。

サステナブルな社会へ向けて

この新しい取り組みは、今日から順次展開されていきます。EVolity、みずほリース、みずほオートリースの3社は、「サステナブルな社会の実現」という共通の理念の下、法人の脱炭素化を推進し、デジタルトランスフォーメーション（DX）を進めていく意向を示しています。電動モビリティを基盤としたこの新しいソリューションは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて重要な役割を果たすことでしょう。

これからのモビリティは、EVが主流となる時代へと突入しています。その中で、法人が安心してEVの運用を行えるような環境づくりが求められています。EVolity、みずほリース、みずほオートリースの連携により、企業のEV導入がよりスムーズに進むことを期待しています。