友禅染の神髄
2025-07-07 14:58:23

繊細な美の世界を堪能!友禅染の神髄を展示する丸紅ギャラリー

丸紅ギャラリーで友禅染の魅力を体感!



2025年の夏、東京の丸紅ギャラリーでは注目の展覧会「華麗にして繊細 友禅染の神髄 -丸紅コレクションの友禅染-」が開催されます。この展示は、2024年に発生した能登半島地震への支援の一環として、株式会社ほくほくフィナンシャルグループとの共催で行われるものです。展覧会は2025年8月5日から9月25日までの約2ヶ月間にわたり、江戸時代から昭和にかけての友禅染の名品が展示されます。

友禅染の歴史とその魅力


友禅染は、17世紀末の江戸時代に誕生した染色技法であり、その美しさは慶長年間にさかのぼります。この染色技法は、従来の絞り染めに比べて多色使いができ、華やかで繊細なデザインを表現することが可能です。18世紀にはその技術が最高潮に達し、町人女性の小袖を彩る重要な要素となっていきました。明治以降、「加賀友禅」という名前で、金沢を拠点に発展し、今日に至るまで受け継がれています。この展覧会では、丸紅が自社コレクションの中から厳選した江戸時代の友禅染品、小袖や掛幅などが展示されます。これらの作品を通じて、時代の変遷による染色技術の進化やその奥深い模様の美しさを楽しむことができます。

能登半島への思いを込めて


本展は、物理的な美術展だけでなく、地震からの復興支援も視野に入れたプロジェクトとなっています。それぞれの入館料は、能登半島地震復興支援に全額寄付される予定であり、参加する皆さんの力で新しい未来への道を切り開く一歩になることでしょう。また、北陸銀行が運営する美術館で開催される「文化を紡ぐ能登復興支援展~北陸からのメッセージ~」でも、同じく復興支援につながる作品が展示されます。

展覧会の詳細


本展の開催情報は以下の通りです。
開催期間:2025年8月5日(火)~9月25日(木)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:日曜日・祝日および展示替え日(8月28・29・30日)
入館料:一般500円(高校生以下無料)
詳しい情報は丸紅ギャラリーの公式サイト でご確認ください。

同時開催の特別展


また、同じく2025年8月5日から9月25日まで「ホクリクの本気 イナガキヤスト」展が開催される予定です。この展示では富山在住のフォトグラファー・イナガキヤスト氏が北陸の風景を映し出した作品群が紹介され、地域の魅力を再発見する機会となります。

まとめ



丸紅ギャラリーで開催される友禅染の展覧会は、ただの美術展にとどまらず、文化の継承や災害復興支援にもつながる意義深いイベントです。この機会に、江戸時代から現代までの友禅染の魅力をぜひ味わってみてください。色彩の美しさや歴史の深さに触れることで、あなたの心にも新たな感動がもたらされることでしょう。


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