イチネンケミカルズの業務改革
2025-10-10 13:55:50

イチネンケミカルズ、NECの新ERPシステムで業務改革を推進!

イチネンケミカルズがNECのERPで見えた新たな道



東京都港区に本社を構える株式会社イチネンケミカルズは、潤滑剤や防錆剤、洗浄剤などを幅広く開発、販売している化学品メーカーです。このたび、NECネクサソリューションズが提供するERPシステム『EXPLANNER/NX』を導入し、業務改革への一歩を踏み出しました。本記事では、その背景や導入による変化について詳しく見ていきます。

背景と導入の必要性


イチネンケミカルズは、300社以上のサプライヤーとパートナーシップを結び、競争力の強化と利益の確保に努めています。しかし、15年以上前に導入された基幹システムは、経営環境の変化や業務ニーズに対応しきれなくなり、機能や柔軟性に欠けていました。特に、化学品製造特有の業務プロセスには様々な業務があり、これに対応するための新しいシステムが求められていました。

その中でも、製品毎に異なる製法の管理や、原材料の状態を考慮した在庫管理、精緻な原価計算など、他業種にはない特有の課題が多数あります。これらを克服するために『EXPLANNER/NX』の導入が決定されました。

導入後の成果


1. 生産管理体制の強化


導入した『EXPLANNER/NX』により、見込み生産品と受注生産品を一元管理することが可能になりました。これにより、MRP(資材所要量計算)対応が一貫して行えるようになり、原材料の発注漏れを防ぐことができます。また、ハンディターミナルを活用することで、製造や出荷の情報をリアルタイムで管理することができ、スマートなロット管理を実現しました。

2. 業務オペレーションの効率化


各部門で独自に運用されていた業務フローを統一したことで、業務の標準化が進みました。特に、仕入れ先から得意先への直送品については、自動発注処理が行えるようになり、納期の短縮を実現しました。これにより、全社的な業務の効率化が図られています。

3. 経営判断の迅速化


以前の基幹システムでは、月次決算を行うために夜間にバッチ処理を実施していましたが、『EXPLANNER/NX』はその処理が並行して行えるため、月次の締め日が4営業日からわずか3営業日に短縮されました。これにより、経営判断に必要な決算データを迅速に把握できるようになりました。

導入事例のさらなる探求


今回の導入事例は、イチネンケミカルズの業務改革を進める上での重要なステップとなりました。NECネクサソリューションズの公式ページでは、さらに詳しい導入背景や担当者の声を交えた情報が提供されています。興味のある方はぜひ、以下のリンクからご覧ください。


この成功事例から、他の企業も多くの学びを得ることでしょう。NECの強力なサポートを受けて、イチネンケミカルズが再び成長を遂げる姿を期待したいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: イチネンケミカルズ EXPLANNER/NX NECネクサ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。