2025年版の「街の幸福度&住み続けたい街ランキング」が大東建託株式会社から発表され、東京都八丈島八丈町が見事に初のトップの座を獲得しました。このランキングは過去最大規模の居住満足度調査を基にしており、東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県からの多くの回答者が参加しています。この調査は、実際に住んでいる地域の幸福度を測るもので、現在の生活環境に対する満足感を示すものとなっています。
調査について
調査は、株式会社マクロミルの協力で行われ、対象となったのは2021年から2025年の間に集計された255,548名の回答者です。各自治体や駅ごとに、30名以上の居住者からの回答が基にされ、特に東京都八丈島八丈町は、昨年は対象外でしたが、今年初めて評価が集まり、見事に1位をつかみました。
幸福度の評価方法
「街の幸福度」は、回答者に「あなたは現在、幸せですか?」と尋ね、1から10の10段階で評価してもらい、その平均を100点満点に換算して算出されています。八丈島八丈町はこの評価で高得点を獲得し、幸福度の高さが認められました。
トップ自治体とその評判
1位の八丈町に続いて、神奈川県三浦郡葉山町が2位、東京都港区が3位となっています。特に葉山町は、この順位を維持するだけでなく、住み続けたい街としても高い評価を受けており、5年連続で1位を獲得しています。湘南エリアの美しい海と自然に恵まれた地域であることが住民の満足度を高めている要因と見受けられます。
駅別幸福度ランキング
また、駅別の幸福度では、横浜市の「みなとみらい」が1位に輝いており、偏差値90台という非常に高い評価を得ています。ここは観光地でもあり、住みたい街としての人気も高く、周辺にはショッピング施設やレストランも充実しています。
反対に、住み続けたい駅としてのランキングでは、代官山が3年連続で1位をキープ。落ち着いた雰囲気と洗練された店舗が多く、若者にも人気のエリアです。
新たに登場した自治体や駅
今回のランキングで注目すべきは、1位に初登場した八丈町の他にも、13位に秩父郡横瀬町が新たにランクインしたことです。これらの結果は、街に対する誇りや愛着を持っていることが、住民の満足度を高めている傾向があることを示しています。
結論に向けて
2025年も「街の幸福度ランキング」は多くの地域に影響を及ぼすものとなり、街の魅力を再評価するきっかけになっています。私たちが住む街について、これを機に考えてみるのもいいかもしれません。幸せを感じる街での生活が、今後も広がっていくことを期待しています。