地方創生を目指す企業による共同出展
2025年7月2日から4日まで、東京ビッグサイトで開催される「第8回 地方創生EXPO」に、Vpon JAPAN株式会社、株式会社EDITORSおよび小田急電鉄株式会社の3社が共同で出展します。この展示会は、地方自治体の活性化や地域課題の解決を目的に、様々なソリューションが集まる貴重な機会です。
地方創生EXPOの特徴
「第8回 地方創生EXPO」は、自治体・公共Week 2025内に位置する特別展示会です。全国各地の自治体職員や関係者が集まり、地域経済の活性化、人材育成、観光促進、インバウンド対策などの課題を解決するための情報交換や事例紹介が行われます。
主催はRX Japan株式会社で、開催期間は3日間。会場は東京ビッグサイトの南1から4ホールで、各日とも10時から17時までの開催です。Vpon、小田急電鉄、EDITORSの出展ブースは4-14ブースに位置します。
共同出展の取り組み
この共同出展では、2022年から鳥取県倉吉市で進めている「地域資産の活用と開発」と「人材育成」をテーマとしたプロジェクトを中心に紹介されます。企業が協働することで、地域の資源を最大限に活用し、持続可能な地域社会の実現を目指しています。
Vponの役割
Vponは、アジア地域をターゲットにしたインバウンド需要に応じて、観光業に関するデータの利活用や訪日外国人向けのマーケティング支援を行っています。特に、地域資源の発掘と産業の創出に向けたデジタル技術の導入を推進している点が特徴です。
EDITORSの貢献
EDITORSは、地域の魅力の可視化や言語化に注力しています。具体的には、倉吉市の魅力を伝える書籍「倉吉本」を制作し、地域の歴史や文化、地元の人々へのインタビューなどを通じて、地域の物語を発信しています。
小田急電鉄の試み
小田急電鉄によるイノベーションラボ「iFLATs」は、地域住民を対象にした宿泊型の人材育成プログラムを実施しており、地域コミュニティの生産性向上に寄与しています。住民生活の満足度調査を行い、地域の声を反映した美しいまちづくりを目指しています。
倉吉市プロジェクトの進捗
3社は、2022年度から始まった「くらしよし倉吉プロジェクト」において設立した中核人材育成事業やデジタルスキル教育、地域資源の発見を目的とした事業を展開しています。特に地域の高校生と共同で行う「ばえラボ」プロジェクトでは、地域の観光資源をデジタル技術で再現し、楽しむ新たなプロモーション方法を模索しています。
地域資源を最大限に活用する未来
2024年度にはさらなる産業支援プログラムとして、住民主導のイベント「くらしよし倉吉フェス」を開催し、地域参加型の事業を通じて新たな価値を創出する予定です。これらの活動が全国の自治体関係者にとって、新しいアプローチや着想をもたらすことを期待されています。ぜひこの機会に、私たちのブースにお越しください。