新たな英語プログラム『ライジング・スターズ』の登場
日本の教育界では、グローバル化の影響を受けて英語を重視する動きが加速しています。今年度、約300の私立中学校のうち、なんと142校が英語入試を導入しています。しかし、従来の英会話教室や英語塾では、入試に求められる「英語で考える力」や「表現力」を育成することは容易ではありません。そんな中、英語教育の新しい選択肢として、帰国子女アカデミー(KA)を基盤とするEducational Group Global KA Holdingsが、2025年12月から新プログラム『ライジング・スターズ』を開始します。このプログラムは、約20年間の実績を生かし、特に英語の初級者が中学入試という高い壁に挑むための道を提供します。
英語入試の背景
近年、特に「帰国生ではなくとも高品質な英語教育を受けたい」と求める声が高まり、KAはこのニーズに応えるために、Global Step Academyというオンライン教育サービスとの連携を図りました。これにより、英語に自信がない小学生たちが質の高い教育を受け、入試に直結する能力を身につけることができます。
プログラムの概要
『ライジング・スターズ』は、小学生(1年生から6年生)を対象とした英語プログラムで、初年度には主に3年生から5年生を中心に入会を募ります。学年による選考ではなく、英語力に基づいてクラス分けが行われ、約60分の習熟度確認テストによってクラスが決まります。
各コースの内容
- - 発展コース(Rising Stars Advanced)
対象:一定の英語力がある小学生
学習内容:入試に必要な高度な能力を育成し、ライティングでは複雑な課題に段階的に取り組みます。ゴールとしては、英検準2級から3級を目指します。
開講時期:2025年12月に先行開講し、2026年3月からは本格的にスタートします。
対象:英語初級者の小学生
学習内容:基本的な文章表現を学び、発展コースへの移行を目指します。ゴールとしては、英検3級から4級を目指します。
開講時期:2026年3月の本開講に向けて準備中です。
学習環境
受講形式は対面授業に加え、オンライン授業も取り入れています。特に発展コースでは2時間の対面授業と50分のオンライングループ授業が行われる予定です。また、基礎コースでは2時間の対面授業と25分のオンライン個別授業が組み合わさって、安心して学びを進められる環境を提供します。
特徴とサポート体制
このプログラムの最大の特徴は、初級者から確実に入試レベルまで能力を引き上げるために設計されている点です。基礎コースから発展コースへと進むことで、着実に英語力が高まります。さらに、講師陣は論理的思考を育むメソッドを熟知しており、思考能力と表現力を育てるための授業が展開されます。また、家庭での学習をサポートする体制も充実しており、オンラインの学習ツールを活用して家庭学習の進捗をフォローします。
代表のコメント
Global KA Holdingsの代表取締役社長、チャールズ・カヌーセン氏は「Rising Starsの開講を通じて帰国生たちの成功を支えてきた経験を新しい世代へ届けたい」と語っています。彼は、このプログラムが意欲ある初心者の基礎づくりから自信を育てる新たな道を提供すると確信しています。
まとめ
グローバル化の進展にともない、質の高い英語教育のニーズはますます高まっています。『ライジング・スターズ』は、英語を初めて学ぶ子どもたちにとっての新たな選択肢となり、彼らが将来の中学受験を成功へ導くための大きな一歩となることでしょう。具体的なプログラムの詳細については、10月下旬頃に帰国子女アカデミーの公式サイトで発表される予定です。