豆乳で肌バリア強化
2026-06-11 12:48:26

九州産の豆乳由来高純度イソフラボンが肌のバリア機能を強化する新知見

九州産の豆乳由来高純度イソフラボンと肌バリア機能



ノエビアグループは、九州産の丸大豆「ふくゆたか」から抽出した『豆乳由来高純度イソフラボン』が肌のバリア機能を強化する可能性があることを解明しました。この研究成果は、2026年6月26日から28日に開催される「第26回日本抗加齢医学会総会」で発表される予定です。

研究の背景


皮膚のバリア機能は、外的刺激から肌を守るための重要な役割を果たしています。バリア機能が低下すると、肌の乾燥や炎症といったトラブルにつながるリスクが高まります。最近では、紫外線や乾燥などの外的要因が皮膚に与える影響が広く知られ、バリア機能や免疫力の重要性が再認識されています。

しかし、バリア機能に寄与する様々なタンパク質の中で、具体的にどの成分が肌の状態改善に効果があるのかは充分に理解されていませんでした。そこで、プロテオーム解析という技術を利用して、角層のタンパク質を網羅的に分析することで、新たなアプローチを試みました。
これにより、長年にわたり豆乳の美肌力を研究してきた成果を基に、新たに『豆乳由来高純度イソフラボン』の研究に取り組むこととなりました。

研究成果


1. シスタチンAとバリア機能の関係


今回の研究で注目したのは、シスタチンAというタンパク質です。 このタンパク質は、表皮に存在し、細胞間での接着に重要な役割を果たします。研究では、成人43名の頬の部位を調査し、シスタチンAの量と皮膚のバリア機能(経皮水分蒸散量)との相関関係を分析しました。結果、シスタチンAが多ければ多いほど、バリア機能が高いことが確認され、シスタチンAの増加が肌のバリア機能を向上させる重要な要素であることが明らかになりました。

2. 豆乳由来高純度イソフラボンの効果


ノエビアでは、2002年からの研究の成果として、独自技術により『豆乳由来高純度イソフラボン』を開発しました。シスタチンAに着目し、このイソフラボンによって角化細胞のシスタチンAの発現が高まるかどうかを検証したところ、九州産の「ふくゆたか」から抽出したイソフラボンにシスタチンAを増加させる効果があることが確認されました。

3. 実際の肌における確認試験


さらに、この『豆乳由来高純度イソフラボン』を含む製剤を用いて、人の肌での試験も行いました。1ヶ月間の連続使用の結果、経皮水分蒸散量が減少し、バリア機能が強化されるという結果が得られました。これにより、試験した製剤が皮膚のバリア機能をサポートし、水分蒸散を抑え、角層の保湿状態の改善につながる可能性が示されました。

今後の展開


この研究により、九州産丸大豆「ふくゆたか」の『豆乳由来高純度イソフラボン』が、シスタチンAを増加させることが発見され、肌本来の力を引き出し、外的刺激に強い、潤いのある肌へと導く可能性を秘めています。今後も全国の大豆を研究対象とし、スキンケア成分の開発に貢献していく方針です。この研究成果をもとに、より多くの人々のQOLを向上させる化粧品へとつなげていく所存です。


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