高性能外断熱システム「アルセコ」が「カパロール」に統合
株式会社北洲が展開する高性能外断熱システム「アルセコ」が、ドイツの建築用塗料ブランド「カパロール」との統合を発表しました。この統合は、DAWグループが推進する戦略の一環であり、ファサード(外壁)に関するあらゆるソリューションを一元提供することを目的としています。
統合の背景と目的
システム統合の意図は、耐火性や省エネルギー、高い耐久性を兼ね備えたアルセコの外断熱システムと、カパロールの優れた塗料と仕上げ技術の連携を強化することです。それにより、北洲は快適で持続可能な建築物の実現に向けてさらなる貢献を果たせると期待されています。
断熱システムの強み
「アルセコ」は2008年に日本市場に進出以来、住宅や公共施設など幅広いニーズに対応してきました。ヨーロッパでも評価が高いこのシステムは、今後も持続可能な建築のための信頼性の高い選択肢として、多くの現場で活用されるでしょう。
カパロールとは
統合先の「カパロール」は、DAWグループでの売上を誇るブランドであり、その製品群は建物の美観や耐久性を追求しています。高品質な塗料を用いることで、外断熱システムとの組み合わせにより、省エネルギー性能も大幅に向上が期待できます。この連携によって、日本市場においても新たな建築のスタンダードが築かれるのです。
ジャパンホームショー2025への出展
また、北洲は2025年11月19日から21日に東京ビッグサイトで開催される「ジャパンホームショー2025」に出展します。ブースではカパロールの実物サンプルや施工事例が多数展示される予定です。来場者は実際の製品とその施工方法を間近に体感することができる貴重な機会です。
北洲の事業展開
北洲は、住宅建設やリノベーション事業を手掛けており、その中で外断熱システム「カパロール」に加え、ベルギーの高耐久床材「PERGO」の輸入と販売も行っています。同社の根底に流れる「目利き力」によって、日本国内外の優れた資材を効果的に提供し、お客様に信頼される製品を届けています。
北洲の今後の展開に注目し、新たな建築の形を提案する取り組みが広がることを期待しましょう。