いしだ壱成が語る生活の再起と父・石田純一との絆
俳優のいしだ壱成が、独自密着企画「NO MAKE」に登場し、家族や自らの人生について多くのことを語りました。芸能界において、彼が直面した厳しい現実や与えられた役の影響、そして再起への道を見つめます。
誹謗中傷と芋洗いの苦悩
いしだ壱成は、バラエティ番組に出演していた頃、キャラクター設定として『ハゲで気持ち悪い』と思われることが多かったと語ります。そこから生じる誹謗中傷は、彼の心を痛める原因となりました。特に、SNS上で2万件にも及ぶ厳しい書き込みが寄せられ、心が壊れそうな日々を過ごしたと告白。
彼は「2万件の書き込みが怖くて、家から出られなくなった」と、その苦悩を赤裸々に明かしています。そんな日々に最大の決断が訪れ、芸能界の引退を考えることになるのです。
「普通の人」として生きる道を選ぶため、ハローワークで職探しをする彼の姿は、俳優としての華やかなイメージとは裏腹でした。介護施設や旅館、工場での面接を体験するも、自らの心の不安定さや経済的困窮が重なり、思うように進まない日々が続いたとのことです。
父の支えと名誉の回復
そのような絶望の状態において、支えとなったのが父・石田純一でした。「父が『大丈夫か?お前』と心配して、連れ戻しに来てくれました」と彼は話します。この親子の関係が再構築される転機となり、いしだは再び舞台に立つことを決意します。
「芸能界に戻って、夢を追おう」と思えるようになったのは、父の励ましがあったからこそ。再起したいという想いが彼を動かし、舞台に立つ姿が彼の新たな一歩となっていくのです。
家族の絆と新たな展望
いしだ壱成は、父との関係が「やっと強固になった」と語ります。「父と息子の関係になれまして、素直に頼れるようになった」と、その絆を感じるようになったのです。さらに、長男である谷原七音さんに関する思いも深く語り、影で応援していると明かします。「彼の演技がどう進化していくか楽しみです」と、その期待も表します。
新たなパートナーシップ
私生活でも、彼には現在12歳年下の恋人がいるとのこと。しかし、結婚については慎重な姿勢で、「自分の役者としての到達点があった時にプロポーズの権利が得られる」と語る姿には、ひたむきな意志を感じます。
このように、いしだ壱成の人生は決して平坦ではありませんでしたが、彼が歩んできた道のりには確かな信念があることが伝わってきます。
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