舞台『見上げんな!』の開幕
福岡市に新たに誕生した市民ホールの初回公演として、舞台『見上げんな!』が4月4日より上演されました。この作品は、福岡で活動する劇団「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」、演出を担当した「ゴジゲン」、そして音楽を担当した福岡出身のミュージシャン・小山田壮平がタッグを組んでいます。
物語の舞台とキャスト
『見上げんな!』は、元アイドルで映像作家を目指す三月(みづき)が、故郷福岡から依頼されたバンドのミュージックビデオ制作を通じて、自身の過去と向き合う群像劇で構成されています。作品には、元HKT48の田島芽瑠、そしてさまざまな地域で活躍する個性的なアーティストたちが集結。彼らが創り出す共演によって、福岡らしい活気に満ちたストーリーが展開されます。
制作の背景と椎木樹人の思い
企画の立案者である椎木樹人は、福岡での20年の活動の中で培った多くの人との縁を感じながら、本公演を創り上げることができたことに感謝の意を表しています。「福岡の匂いがして、見上げていた心がまた前を向けるような作品に仕上がった」との思いを込めて、観客に楽しんでもらえる舞台を届けようという気持ちは一層強いものとなっているようです。
豪華キャストとサポートアーティスト
出演者たちは、それぞれに特色を持ち、観客を惹きつける力を持っています。特に、福岡で活躍するラジオパーソナリティやご当地VTuberによる声の参加もあることから、地域密着型の観点からも新たな試みがなされています。また、主題歌や劇中曲を手がけた小山田壮平が、物語の中で重要な役割を果たすシーンでも声を担当しています。
アフタートークと公演情報
公演中には、大阪と東京の各会場でアフタートークも実施され、豪華ゲストを招く予定です。大阪公演には梅棒の野田裕貴やヨーロッパ企画の大歳倫弘が登壇し、東京では元劇団プレステージの今井隆文や、劇団☆新感線の中島かずきが参加します。それぞれの場所での出会いを通じて、本作がどのように成長していくのかも楽しみの一つです。
今後の公演予定
『見上げんな!』は福岡市民ホールを皮切りに、大阪(4月17日〜20日 近鉄アート館)、東京(4月24日〜27日 新国立劇場 小劇場)でも上演されます。地域ごとの特色が息づく舞台を是非体感していただきたいです。
公式サイトやSNSでも、最新情報が更新されているので、ぜひチェックしてみてください。福岡から始まる盛り上がりを、一緒に楽しみましょう!