新潟県の特産品を世界へ！SUGENAが東アジアバイヤー招へい企画を成功へ導く

株式会社SUGENA、新潟県の東アジアバイヤー招へいを受託

東京都に本社を置く株式会社SUGENAが、新潟県の新たなプランに乗り出しました。それは、令和7年度「東アジアバイヤー招へい企画運営業務」の委託を受け、現地バイヤーを新潟に招き、地域企業との商談を行うというものです。この取り組みは、新潟県の産業労働部が推進しているもので、東アジア市場（特に中国、韓国、台湾）に向けた販路の拡大を目指しています。

背景には燕三条地域の金属加工技術

新潟の燕三条地域は、400年以上にわたって発展を遂げてきた金属加工の技術が根付いています。この地域はアウトドア用品やキッチン用品の製造を手掛ける企業の集まりであり、国内外で高く評価されています。アウトドア分野においては、特に海外展開に乗り出している企業も多く存在し、新たな市場を開くための活発な取り組みが行われています。

さらに、新潟は日本一の米どころとしても知られており、年間約62万トンの主食用米を生産しています。この豊富な資源を背景に、米を使用した加工食品や保存食品のメーカーが登場しており、防災目的の長期保存食の需要が高まっています。このような市場の状況から、SUGENAはアウトドア用品と保存食分野のシナジーを生み出し、新たなビジネスチャンスを創出することを企図しています。

プロジェクトの具体的な内容

このプロジェクトの大きな特徴は、バイヤーの選定からアフターフォローまでの一貫した支援体制です。具体的には、バイヤーとの交渉調整、商談の際に必要な資料の翻訳、オンラインでの商談設定、そして成約に至るサポートまで、全ての工程をスムーズに行えるようにしています。

また、新潟県内の工場見学や企業訪問を取り入れ、商談の効果を高めるプログラムを設計しています。「ぼうさいこくたい」での展示や個別商談も行い、参加企業にとって貴重な機会を提供します。