第56回博報賞発表
2025-10-10 09:45:27

第56回博報賞受賞者が決定!子どもたちの成長を支える教育実践を称える

第56回博報賞受賞者が決定



公益財団法人博報堂教育財団が第56回「博報賞」の受賞者を発表しました。今年度、博報賞に選ばれたのは12件、加えて功労賞8件と奨励賞15件が選出されています。

受賞式は2025年11月14日(金)に日本工業倶楽部(東京都千代田区)で行われる予定です。

博報賞とは


「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的として設立された賞です。「ことばの力を育むことで、子どもたちの成長に寄与したい」という理念のもと、日々教育現場で頑張る学校や団体、教育実践者の活動を評価しています。

この賞は、国語教育や特別支援教育といった教育分野における成果を顕彰し、その成果を共有することで活動の持続的な発展を促進することも目的としています。

受賞にあたる基準


博報賞の対象は、6歳から15歳(特別支援教育は4歳から18歳)の子どもたちに関する教育実践であり、特に国語や日本語、特別支援教育や多文化共生に関連する教育活動が評価の対象です。これらの活動は、候補者の推薦を受けた上で、審査委員会によって選考されます。

2025年度の受賞者一覧


受賞者ラインアップには、特に優れた実践を行った団体や個人が含まれています。

博報賞・文部科学大臣賞


1. 宮城県 早坂 和枝(大崎市立古川第五小学校講師): 善い発音ができる喜びを育む活動
2. 静岡県 磯部 真代(浜松市立蒲小学校教頭): 社会に開かれた学びの実現
3. 宮崎県 西都銀上学園: 地域の自然・文化を織り交ぜた教育の再生

博報賞


1. 秋田県 小林 陽介(北秋田市立義務教育学校阿仁学園校長): 地域教育に力を入れた活動
2. 千葉県 柏市立大津ケ丘第一小学校: 創造力を活かした挑戦
3. 神奈川県 特定非営利活動法人 心魂プロジェクト: 難病児の成長を支える活動
4. 新潟県 岩舩 尚貴(柏崎市立南中学校教頭): 郷土を継ぐための物語創作
5. 長野県 大鹿村立大鹿中学校: 地域での中学校歌舞伎公演
6. 静岡県 学校法人 ムンド・デ・アレグリア: 母語教育と日本語教育
7. 兵庫県 三木市国際交流協会: 多文化共生を促進する居場所づくり
8. 岡山県 倉敷市立旭丘小学校: 読書を通じた人間形成
9. 岡山県 津山市立西小学校: PBLを活用した学びの意義の向上

功労賞


1. 青森県 神田 昌彦(弘前市立南中学校校長): 環境再活動
2. 埼玉県 地球っ子グループ: 外国ルーツの子どもたちを支える活動
3. 千葉県 きみつ少年少女合唱団: 被災地に歌の力を届ける
4. 東京都 特定非営利活動法人 しゅわえもん: ろう児を支援する場の提供
5. 新潟県 上越市立谷浜小学校: 地域連携による育成
6. 山口県 周南市立八代小学校: 自然を守る教育
7. 熊本県 NPO法人外国から来た子ども支援ネット: 学習支援
8. 宮崎県 都農町立都農中学校: 地域文化を学ぶ

奨励賞


1. 群馬県 豊岡 大画(太田市立城東中学校教頭): 漫画指導案の活用
2. 千葉県 南房総三龍亭: キッズ落語プロジェクト
3. 東京都 メタノイア: 難民申請者のための日本語教室
4. 神奈川県 湘南とアジア: 絵本を使ったプログラム
5. 新潟県 樋口 大輔(新潟市立浜浦小学校教諭): 笑顔を生む国語教育
6. 福井県 あわら市金津中学校: 好奇心を育む活動
7. 静岡県 裾野市おやじの会: 関係構築の試み
8. 愛知県 北名古屋市: 地域と共にある学校作り
9. 京都府 3校の協働: 肢体不自由の学び
10. 宮崎県 西都市立妻南小学校: SDGsのプロジェクト

博報堂教育財団について


公益財団法人博報堂教育財団は、1970年に設立され、国語教育や障がい者教育を支援するために様々な活動を行っています。博報賞をはじめ、教育実践に関する研究助成や各種プログラムを展開し、子どもたちの成長を応援しています。

詳細情報


詳しい情報は、博報堂教育財団の公式サイトをご覧ください。

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