ユカリアと博友会が結んだ新しい絆
株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区)は、2025年9月16日に開催される取締役会で、北海道の平岸病院と北の峰病院を運営する社会医療法人博友会とのパートナーシップ協定を締結する決議を行いました。この協定により、ユカリアの提携医療法人数は、これまでの28院に加えて、今回の協力を受けて計30病院へと拡大します。
協定締結の背景
日本は超高齢社会に突入しており、地域医療を支える病院は深刻な人材不足に直面しています。特に中小規模の病院は、財政的な厳しさや後継者問題といった構造的な課題を抱えており、地域に必要な医療の持続的な提供が危うくなっています。ユカリアは「ヘルスケアの産業化」をビジョンとし、医療・介護の未来をリードする役割を果たそうとしています。
この協定は、ユカリアが提供する経営コンサルティングや資金調達、地域連携の支援を通じて、病院の持続可能な運営を実現するものです。ユカリアは、医療従事者の働きやすさ向上や患者の健康増進、地域全体の医療の質向上を目指した取り組みを進め、「三方良し」の世界を創造することを目的としています。
博友会の役割と理念
博友会は、北海道赤平市で精神科医療を中心に地域医療に貢献してきた実績があります。地域密着型の社会医療法人として、博友会の持続可能な運営を支え、地域の人々に必要な医療を提供するため、ユカリアとの協力関係の構築は非常に重要なステップと言えます。ユカリアの幅広いネットワークや知見を活用した支援により、博友会はその運営モデルを進化させ、地域コミュニティにさらに貢献することを目指しています。
今後の展望
今回のパートナーシップ協定は、単なる契約にとどまらず、未来に向けた協力の第一歩です。ユカリアは、長年蓄積した病院経営のノウハウを博友会に提供し、経営支援や運営支援を行うことで、医療サービスの質を高めていく考えです。
今後の業績への影響は軽微なものと予測されますが、長期的にはユカリアの企業価値向上に寄与するものと期待されています。協定に基づき、必要に応じて業績への影響などの詳細を公開する予定です。
ユカリアの概要
ユカリアは、「ヘルスケアの産業化」をビジョンに掲げ、医療・介護の現場における課題を解決すべく、様々なソリューションを提供しています。具体的には、医療経営支援やデジタルテクノロジーを活用したサービスが中心となっており、また、シニア関連事業や高度管理医療機器事業にも取り組んでいます。地域の皆さまと共に、医療と介護の新たな未来を築くための活動を続けています。
所在地は東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング19階にあり、詳細は
ユカリアの公式サイトでご覧いただけます。