2026年4月1日、セイノーラストワンマイル株式会社とイーグリッドは新たにジョイントベンチャーである「ログライズ株式会社」を設立しました。この新しい会社は、配送業界におけるラストワンマイルのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを目的としています。
ジョイントベンチャーの目的と背景
物流業界は昨今、宅配需要の急増とともに様々な課題に直面しています。特に、担い手の人手不足や業務の効率化、そして非効率な多重下請け構造が、業界全体の生産性を低下させています。こうした問題を解決するため、ログライズ株式会社は業界全体の構造を変革するためのデジタル基盤を構築することを目指します。
この新会社の設立は、既存のDX施策が荷主視点に偏りがちである現状に対抗するものです。ログライズは、現場で働く担い手の業務に焦点を当てたソリューションを提供し、より実効性のあるデジタル化を推進します。
具体的なサービス内容
ログライズが初めて提供するサービスは、「HaiMate(ハイメイト)」というラストワンマイル向けの配送管理クラウドサービスです。HaiMateは、フィールドで働く担い手に寄り添った設計が特徴で、「AIを担い手の同僚に」をコンセプトにしています。このサービスは、宅配やダイレクトメール、生鮮食品の配送など、様々な業務を統一的に管理し、AIによって業務をリアルタイムで支援・自動化します。
主な機能には、複数の配送業務を統合する使いやすいインターフェース、AIによる支援や判断補助、そして担い手視点での設計が施されています。これにより、担い手はよりスムーズかつ効率的に業務をこなすことができるようになります。
HaiMateは、セイノーラストワンマイルグループ内で実証実験を進め、現場からのフィードバックを取り入れて改良を重ねることで、2026年12月の業界全体への提供開始を目指します。
代表者のコメント
新会社の代表取締役社長、田中靖丈氏は、「私たちは、セイノーラストワンマイルが持つ豊富な知見とイーグリッドの先進的なAI開発力を融合させ、ラストワンマイル領域のDXを加速させます。市場に迅速かつ持続的にプロダクトを提供し、業界全体の生産性向上に寄与していきます」と述べています。
会社概要
ログライズ株式会社は東京都中央区に本社を置き、ラストワンマイル領域の全体的なオペレーション改良を目指す新しい企業です。セイノーラストワンマイル株式会社は、持続可能な物流を実現するためのオペレーション高度化に取り組んでいます。また、イーグリッドは、ソフトウェア開発やAI技術で幅広い業種のDXを支援しています。この合併によって、物流業界の未来に向けた新たな一歩が踏み出されることでしょう。
ログライズ株式会社の設立は、今後の物流業界におけるDXの加速を示す重要な出来事であり、その成り行きに注目が集まります。