学生投資カンファレンス
2025-08-27 12:10:45

学生のための新たな金融教育イベント「SIC2025」東京証券取引所で開催

学生向け金融教育イベント「SIC2025」開催



2025年8月12日と13日の2日間、東京証券取引所で学生のための金融教育カンファレンス「Student Investment Conference 2025(SIC2025)」が開催されました。このイベントは、早稲田大学や明治大学を含むさまざまな大学の投資サークルが共同で企画したものです。

「ゼロからはじめる学生投資」をテーマとし、参加者である中高生や大学生が自己の投資をスタートできるそれぞれのレベルへと到達を目指す大型の実践型金融教育イベントとなりました。

多様なプログラム内容


本カンファレンスでは、従来の一方向的な講義形式にとどまらず、業界の知識を持つ専門家と学生投資家によるパネルディスカッション、さらに独自に設計した資産運用シミュレーションゲームや投資AIエージェントの開発体験など、学びが楽しめる企画が盛りだくさんでした。

参加者たちの熱意が溢れる約2日間、チーム対抗のポートフォリオマネージャーゲームや四季報を用いたファンダメンタル分析ワークショップなど、さまざまなプログラムが展開され、金融知識の深化が図られました。

パネルディスカッションでの熱い議論


カンファレンスの初日は、著名な業界関係者を招いたパネルディスカッションが行われました。「20代の最適な投資戦略」や「おすすめの投資本の選び方」など、学生が関心を持つテーマに寄り添った内容が展開されました。登壇者には、東京証券取引所の岡崎啓氏やウィブル証券の三塚英毅氏、さらに投資系YouTuberのロジャーパパ氏など、多彩な顔ぶれが揃いました。

特に「学生時代のお金と時間をどのように活用するか」といったテーマでの白熱したディスカッションは、参加学生に多くの気づきを与えました。

ゲーム感覚の資産運用学習


また、ポートフォリオマネージャーゲームでは、参加者が学んだ投資知識を実践する場が用意されました。特定の企業銘柄に対する投資比率を上げ下げしながら、チームで成果を競う内容は、限られた時間内での意思決定を楽しむ新たな学びの機会を提供しました。

投資AIエージェント開発体験


投資AIエージェントの開発体験では、起業する学生エンジニアチーム「株式会社Yozora Finance」と共同で行われ、参加者は独自のプロンプトを作成しました。このプロセスを通じて、未経験者から中級者までが多様な投資指標を学び、AIを活用した資産運用についての深い理解を得ることができました。

四季報分析ワークショップによる実践的経験


最終日には、東洋経済新報社から提供された四季報を基にしたファンダメンタル分析ワークショップが開催され、学生たちは実際の企業データを使い分析を行いました。経験豊富なメンターと共に学んだ知識を活かし、自分たちの選んだ銘柄の分析を行い、その結果を発表する過程で、実務に即した学びを体感しました。

全日本学生投資連盟(JPSI)について


本イベントを主催した一般社団法人全日本学生投資連盟(JPSI)は、「学生による学生のための投資教育」を理念として活動しています。代表理事である惠良祐太氏が率いるこの団体は、投資教育に力を入れており、参加者の成長をサポートしています。

カンファレンスの成功を受け、JPSIは今後も学生向けのさまざまなイベントを企画予定です。投資教育の重要性が高まる中、SIC2025のような活動は、学生たちに貴重な経験と知識を与える場となることでしょう。これからも、このようなイベントに期待が寄せられています。


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