推し活の時間が短縮?新たなスタイルを探る調査結果
昨今、推し活という言葉が浸透し、多くの人が自分の好きなキャラクターやアイドルを応援する活動に熱中しています。しかし、そのスタイルや熱の入れ方には個人差があります。最近、アフィリエイトプラットフォーム「afb(アフィビー)」を運営する株式会社フォーイットが実施した500人を対象にした調査によると、推し活にかける1日の平均時間が驚くほど短いことが明らかになりました。
調査概要
調査は全国の20代から60代までの男女500人を対象に行われ、推し活にどれくらいの時間を使っているかという質問が投げかけられました。具体的な回答選択肢としては、15分未満から4時間以上と、7つの時間帯が設けられました。そして、結果は「1日1時間未満」が約7割を超え、特に「30分〜1時間未満」と「15分〜30分未満」が同率で24.2%を占めることが分かりました。
年代別の傾向
50代・60代では「15分未満」という回答が30%以上を占めるのに対し、20代では「30分〜1時間未満」が最も多かったとのこと。この違いは、デジタルネイティブ世代がSNSや配信プラットフォームを利用することが多いことから、自分の推しに対する情報へのアクセスが容易で、故に推し活にかける時間が増加することに起因していると考えられます。若年層においては、自己表現の場とし、推し活動が一般化しています。
未婚と既婚の違い
また、未婚者は推し活にかける時間が長い傾向にある一方、既婚者は家庭との両立から時間が限られていることが観察されました。特に、専業主婦や主夫の方々が「15分未満」と回答したケースが多く、家事や育児でまとまった時間を持つことが難しい現状が浮き彫りになりました。
新しい推し活の形
SNSの発展によって、推し活は多様化し、同じ趣味を持つ仲間とのコミュニティも形成されるようになっています。ユーザーは場所や時間を選ばずに推しに接することが可能になっており、それが新たな推し活の形を生み出しています。今後も自分に合ったスタイルで推し活を楽しむ人が増えていくことでしょう。これにより、ライフスタイルに合った推し活の形が広がっていくことが期待されます。
この調査結果は、世代やライフスタイルによる違いを再確認し、新しい推し活のスタイルを考えるきっかけとなるでしょう。