藤井風の衣装デザイン特集!音楽シーンの新たな潮流に迫る
8月4日号の「WWDJAPAN」は、特に若い世代の間で高まるアーティスト衣装への関心を受け、衣装デザインに関する特集を展開します。特に注目されるのは、音楽シーンでの独自のスタイルを確立した藤井風の特注衣装です。
音楽と衣装デザインの交差点
近年、ミュージックビデオやライブパフォーマンスでの衣装に対する関心が急激に高まっています。「WWDJAPAN」では、発注者、制作者、着用者の3つの視点から、衣装業界の構造とその背後にいるクリエイターたちの考えを探ります。特集の中で、約20年にわたる業界の経験を持つ永田亜紀子編集長や、数々のアイドル衣装を手がけてきたテン(TEN10)など、さまざまな専門家にインタビューを行いました。
藤井風の魅力的な衣装制作
特集の目玉は、音楽界を牽引する藤井風に焦点を当てた内容です。特に、彼の6月にリリースされた楽曲「Hachikō」や、日産スタジアムでのスタイルライブ「Feelin’ Good」での衣装について、スタイリストの島田辰哉氏の仕事のプロセスを掘り下げました。藤井のクリエイティブチームの選りすぐりのメンバーは、MVとライブステージでの衣装にそれぞれ異なるアプローチを取っており、今回はその独自性に焦点を当てます。
島田氏の聞き手となったのは、映像ディレクターのMESSと映像作家の山田健人。この二人がそれぞれMVとライブの異なるアプローチで藤井の音楽をどのように衣装に反映させているのかを見つめます。
「衣装制作は一人では成り立たない」という島田の言葉にあるように、高い技術を持った周囲のクリエイターの協力があって初めて実現するその過程には、プロフェッショナルとしての哲学が満ちています。藤井が着用する衣装が表紙を飾るこの号は、彼のアーティストとしての魅力をさらに引き立てることでしょう。
秋冬オートクチュール・ファッション・ウィークのレポート
特集の第二弾では、7月に開催された2025-26年秋冬オートクチュール・ファッション・ウィークの様子を報告します。都内で開催されたこのファッションイベントには、一部の常連ブランドが不参加となった中、特にバレンシアガ(BALENCIAGA)とメゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)が注目を集めました。デザイナー交代や戦略の見直しが行われ、今後の展開が期待されます。
ハイジュエリーとスカーフに迫る新連載
さらに、ハイジュエリーの世界を覗き込むミニ特集では、パリ・オートクチュール・ウィーク中に発表された新作を取り上げ、豪華絢爛なジュエリーたちを紹介します。また、インフルエンサー向けマーケティングツール「エーストリーム(Astream)」との連携による新シリーズ「#FASHION ANALYTICS」では、人気の「スカーフ」に注目し、SNSでのトレンドを分析します。
日本歌謡界のラスボス・小林幸子
この号の締めくくりとなるのは、歌謡界の大御所小林幸子さんの特集です。彼女の華やかな衣装の背後にある思いやストーリーを探りながら、日本の伝統文化と現代ファッションの融合についても考察します。豪華なステージ衣装の裏に隠された人間味あふれる一面を解き明かしていきます。
WWDJAPANについて
「WWDJAPAN」は、ファッション業界に関するビジネスやトレンドニュースを提供する専門紙であり、消費者に向けた感度の高い情報源でもあります。詳しい情報は、公式WebサイトやSNSを通じてお知らせしています。是非チェックしてみてください。