農林水産・食品分野のオープンイノベーション・チャレンジピッチとは
2026年1月20日、東京で「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ(OIチャレンジピッチ)」が開催されます。このイベントは、大手企業と中小企業やスタートアップとの連携を促進し、オープンイノベーションによって新たなビジネス創出を目指した取り組みです。
イベントの背景
中小企業基盤整備機構(中小機構)関東本部、経済産業省関東経済産業局、農林水産省が共同でプロジェクトを進める中、OIチャレンジピッチもその一環として位置づけられています。昨年度開催された第4回では、6社が登壇し、21件のニーズを提示したことで185件の提案が寄せられ、最終的に32件の商談へと発展しました。この成功を受けて、今年度もより多くの産業の連携を進めることが期待されています。
開催概要
- - 日時: 2026年1月20日(火)15時00分~17時00分
- - 形式: 現地及びオンライン(Microsoft Teams)
- - 場所: Tokyo Innovation Base 1F SQUARE-1(東京都千代田区丸の内3丁目8番3号)
- - 参加対象: 組織の枠を超えた法人や自治体、地域金融機関、研究機関等の方々
- - 申込期限: 2026年1月19日(月)12時00分まで
本イベントでは、農林水産・食品分野の大手企業が具体的な開発ニーズを発表します。中小企業やスタートアップは、これらのニーズに対して自社の提案を行うことで、新しいビジネスチャンスを得ることができます。また、現地ではネットワーキングも行われ、参加者同士のつながりを深める機会が提供されます。
具体的な企業とテーマ
以下は、登壇予定の企業とその発表テーマです:
1.
キユーピー株式会社
-
テーマ: カット野菜の非破壊検査と、検査情報の活用
-
キーワード: 鮮度検出、虫の自動検出、スマート農業
2.
TOPPAN株式会社
-
テーマ: 地域流通モデルの拡大に向けた共創パートナー探し
-
キーワード: 産直流通、フードロス削減
3.
日油株式会社
-
テーマ: 国産作物の未利用部分を活用する高機能食品素材の開発
-
キーワード: アップサイクル、健康食品素材
これらの発表に対して多様な提案が集まり、実際のビジネスにつながる仕組みが構築されています。参加者にとっては新たなコラボレーションのきっかけとなり、地域経済の活性化にも寄与することでしょう。
参加方法
参加希望の方は、指定されたURLよりお申し込みください。申込者には、イベント当日の参加に必要な情報が送付されます。イベント自体は誰でも参加可能ですが、各社の発表に対する提案には事前の準備が必要です。
最後に
「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」は、業界の枠を超えた新しい取り組みを見つける非常に貴重な機会です。多くの方々の参加を心よりお待ちしております。