パナソニックと提携したIoT対応EV充電器「Nature EV Switch」が登場

新しいEV充電の形「Nature EV Switch」の登場

自然との共生を目指すNature株式会社が、電気自動車（EV）の充電コンセントをIoT化した「Nature EV Switch」を発表しました。この製品は、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社との提携により、2025年に提供されることが決まっています。

1. Nature EV Switchとは？

「Nature EV Switch」は、EV充電用コンセントと接続し、内蔵したLTE通信機能を使ってクラウドシステムと連携します。このデバイスにより、充電状況をモニタリングしたり、最適な充電タイミングを導き出したりすることができます。この技術は、家庭でのエネルギー利用の効率化に寄与し、電気代の削減にもつながります。

2. 提携した背景と開発の動機

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの導入が必要不可欠です。これに応じる形で、Natureは家庭向けのIoT製品を通じてエネルギーマネジメントの推進を行っています。このニーズに応えるべく、EV充電用コンセントをリーズナブルな価格でスマート化する製品の開発を決定しました。特に、パナソニックとの提携は双方の強みを引き出し、新たなサービスを生み出す基盤となっています。

3. 充電のスマート化：その仕組み

「Nature EV Switch」は、電気工事を通じて外壁や外構に設置されます。基本的に、200VのEV充電用コンセントが必要で、適切な充電ケーブルも要します。これにより、EVオーナーは手間なく充電を行えるため、利便性の向上が図られます。

4. パナソニックの「おうちEV充電サービス」との連携

提携の一環として、パナソニックが提供する「おうちEV充電サービス」のEV充電用コンセントのIoT化モジュールとして「Nature EV Switch」が採用されます。このサービスは、EVユーザーの充電管理を効率化し、電気代の削減を実現することを目的としています。利用者は専用アプリを通じて、便利な自宅でのEV充電環境を手に入れることができます。

5. 2025年の展望

2025年6月には、Natureも自社製品として展開する予定です。「Nature Home」アプリの対応も予定されており、正規取扱店やパートナー企業の募集が始まります。興味のある企業は、ぜひお問い合わせをお願い致します。

6. 未来を描く

「Nature EV Switch」は、EV充電を手軽に行えるだけでなく、家庭のエネルギー管理に革命をもたらす製品です。持続可能な社会が求められる今、この新技術がどのように広がっていくのか今から楽しみです。自宅でのスマート充電を体験する準備を整えてください。今後、家庭のエネルギーのあり方がどのように変化するのか、注目が集まります。