新潟県の街の幸福度と住み続けたい街ランキング2025
大東建託株式会社が行った居住満足度調査の結果、新潟県における「街の幸福度ランキング2025」と「住み続けたい街ランキング2025」が発表されました。これにより、新潟県内で最も幸福を感じている街や、居住意欲が高い街が明らかになりました。
街の幸福度ランキング
今回の調査によると、街の幸福度で1位となったのは北蒲原郡聖籠町で、2年連続の快挙です。この街は唯一の偏差値70台を記録し、高い評価を得ています。2位には新潟市中央区が入り、昨年の3位からランクアップ。3位は新潟市西区で、こちらも昨年の5位から順位を上げました。さらに、10位の糸魚川市は、昨年の16位からの飛躍的な成長を遂げ、トップ10に名を連ねました。
この「街の幸福度」の評価は、2021年から2025年の5年間に渡る意見を基に集計されています。具体的には、居住者からの幸福感に関する評価が、平均値を100点満点に換算し、ランキングとして示されています。
住み続けたい街ランキング
住み続けたい街ランキングで首位に立ったのも、北蒲原郡聖籠町です。この町は昨年の5位からの大躍進を見せ、偏差値70台の評価を得ています。2位には西蒲原郡弥彦村が選ばれ、3位は南蒲原郡田上町です。この田上町は昨年10位から驚くべき順位上昇を見せました。
興味深いのは、ランキング上位に名を連ねる地域がすべて「町」や「村」といった郡部である点です。また、今年の新たなトピックとして、南魚沼郡湯沢町が昨年はランクインしていなかったにも関わらず、今年は9位に登場しています。
調査方法と概要
この調査は株式会社マクロミルによって行われ、インターネットを通じて居住者から意見を集めました。2021年から2025年にかけて、合計13,843名の新潟県在住者が回答しています。男女比はほぼ均等で、未婚と既婚の比率も意識されています。調査期間は複数にわたりますが、最新の2025年調査では3,274名の回答が選ばれました。
評価方法としては、幸福度は「全体としてみて、あなたは現在、幸せですか」という設問に基づき、10段階で評価し、その平均値を集計。住み続けたい街については「今住んでいる街に、ずっと住んでいたいと思う」という質問に基づき、5段階評価を行っており、これによって各街の人気度が計測されています。特に、偏差値50未満の場合はランキングが表示されないため、見逃せない要素です。
これらのランキング結果は、今後の地域の発展や住環境の改善に寄与する重要な情報といえるでしょう。いかに住みやすく、幸福感を最大限に感じられる街づくりが進められていくか、これからの新潟県に注目が集まります。