グローバル・スタートアップ・キャンパス構想講座のご案内
NPO法人ZESDAと研究・イノベーション学会が共催するプロデュース人材育成講座vol.15が、2025年10月31日(金)に行われます。今回のテーマは『グローバル・スタートアップ・キャンパス構想の目指すもの ~ディープテック創業を支える知の創造~』です。特別ゲストとして、内閣官房のグローバル・スタートアップ・キャンパス構想推進室の橋本真吾室長代理をお招きし、重要な構想の全体像やその意義についてお話しいただきます。
世界が直面する課題の解決を目指して
近年、気候変動や経済格差といった地球規模の問題に対する解決策が急務となっていることは、私たちの課題でもあります。特に、社会的インパクトを持つディープテック領域からの革新が求められています。しかし日本では、優れた研究成果があるにも関わらず、制度や資本、人材間の連携が十分でなく、社会実装に苦労しているのが現状です。
それを背景に生まれたGSC構想は、これらの要素を政策的に統合し、日本発のスタートアップを世界に送り出すためのプラットフォームに成長することを目指しています。これにより、グローバルな視点で研究成果を活用し、実社会に役立てていく「プロデュース」の役割が今まで以上に重要になっています。
GSC構想とは何か
グローバル・スタートアップ・キャンパス構想では、東京都心の渋谷や目黒にフラッグシップ拠点を設け、「世界最高のイノベーション・エコシステム」の創造を目指しています。研究開発から事業化、さらには国際展開までのプロセスをスムーズに結びつけ、海外の大学やベンチャーキャピタルとのネットワークを活用して、ディープテック型スタートアップの育成を行います。
さらに、フェローシップ事業を通じて、起業家精神を持つ研究者や技術に熟練した創業者の育成を目指します。多様な人材が集い、知の創造と循環を促す場を構築することで、日本全体のエコシステムを強化していくのです。
参加をお勧めする方々
この講座は、以下のような方々に特に推薦いたします。
- - 大学や研究機関で産学連携やスタートアップ支援に携わっている方
- - グローバルな人材育成や国際交流に興味を持たれている方
- - 政策や制度設計に関心があり、それらをスタートアップと結ぶ手法を学びたい方
講座の詳細
- - 開催日時: 2025年10月31日(金)18:30~20:30(開場18:00、オンライン受付18:25)
- - 開催形式: TiBTokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内3-8-3)とZOOMを利用したオンライン
- - 料金: 無料
- - 参加申し込み: こちらから
申し込みの際は、メールアドレスの入力間違いに注意していただければと思います。お申し込みいただいた方には、講座の模様を録画した動画を約1週間後にお届けします。
この機会に、未来を担うディープテックの可能性について学び、知識を深めてみてはいかがでしょうか。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。