不忍ブックストリートの一箱古本市
東京の下町エリア、谷中・根津・千駄木を総称する谷根千。歴史的な町並みと独特の雰囲気が魅力のこの地域で、毎年恒例の「不忍ブックストリートの一箱古本市」が開催されます。今年で25回目を迎えるこのイベントは、2005年にスタートして以来、愛され続けています。ページをめくりながら、新たな出会いを楽しむお手伝いをするこのイベントの魅力をご紹介します。
地域に根ざしたホステル, HOTEL GRAPHY 根津の役割
「HOTEL GRAPHY 根津」は、東京メトロ千代田線「根津」駅から歩いて3分の位置にあるホステルを併設したホテルです。「Meet Local. Feel Global.」という理念のもと、訪れる人々と地域住民が交流する場を提供しています。特に、本好きな人が集まるこのイベントにおいては、過去にも「大家さん」として参加し、今年もその役割を果たします。
本との素敵な出会い
一箱古本市では、地域のお店や参加者がそれぞれ「店主」となり、お気に入りの本を持ち寄り販売や交流が行われます。段ボール一箱分の本が並び、参加者はその場で自由に選びながら、店主と直接コミュニケーションが取れるのが特徴です。熱意あふれる店主たちは、自分の選書について語り、訪れた人々に新たな視点や感動を与えます。
主催者の意向もあり、出品される本は幅広いジャンルにわたります。例えば、アートや音楽関連書籍はもちろん、珍しいZINEや絵本、大人が楽しめる文庫本なども揃っています。自分の好きなジャンルを超え、新たな冒険が広がる瞬間をお楽しみください。
会場の雰囲気を楽しむ
開催される場所は、HOTEL GRAPHY 根津のテラスやラウンジなどであり、普段は宿泊者のためのスペースが、特別にオープンされます。そこには多種多様な本が並び、あたかも街全体が本屋に変わったかのような賑わいが生まれます。在りし日の温かな下町の雰囲気に浸りつつ、本との出会いが待っています。
カフェでのリラックスタイム
本を選んだ後は、併設されているカフェで一息つくのもお忘れなく。「SOL'S COFFEE」から仕入れた厳選コーヒーが味わえ、特にハンドドリップで抽出した一杯は、心を豊かにしてくれます。自家焙煎のこだわりから生まれるその味わいは、読書タイムのひとときをさらに特別なものにしてくれることでしょう。
イベントの詳細
開催日時: 2025年5月5日(月・祝) 11:00〜16:00
場所: HOTEL GRAPHY 根津 テラス / ラウンジ / 畳スペース
雨天時: HOTEL GRAPHY 根津 ラウンジ / 畳スペース
入場料: 無料
最後に
本好きな人々が集い、個性豊かな本との出会いを楽しむ「不忍ブックストリートの一箱古本市」。ぜひゴールデンウィークの思い出に、谷根千エリアで特別な一日を過ごしましょう。新たな本との出会いが、心に残る素敵な時間を提供してくれるはずです。読書の喜びを共に分かち合いましょう。