医工系コース開催
2025-09-07 17:34:16

岡山大学で医工系コース中級カリキュラム「フローサイトメーター基礎」講座が盛況のうちに開催

岡山大学で医工系コース中級カリキュラム「フローサイトメーター基礎」が開催



2025年8月4日及び7日に、岡山大学の鹿田キャンパスで医工系TCカレッジの中級カリキュラム「フローサイトメーター(基礎)」が行われました。この講義は、第88回医学部共同実験室セミナーと併催され、オンラインでの座学とハイブリッド形式の対面実習を取り入れた内容です。

開催概要



このセミナーでは、岡山大学総合技術部の医学系技術課の技術専門職員である礒本幸成氏が講師を務め、フローサイトメーターの基本的な種類やその構造、分析原理などについて詳しく解説しました。また、2024年に新たに導入されたフローサイトメーター「CytoFlex」の操作方法や仕様も紹介されました。実習では、参加者が持参したサンプルを使った測定が行われ、参加者は実際の測定過程を観察することができました。その後、セルソーター「FACSAria3」の装置構造についても説明がありました。

受講した技術職員の藤井匡寛氏は、「この講義では独学では得られなかった多くの知識と理解を得ることができ、特にデータの見方について明解な指導を受けました」と感想を述べました。同じく受講した井澗美希氏も「未知の機器について深く学べる機会を得られ、非常に興味深く参加できました」との言葉を残しました。オンライン実習では、群馬大学の萩原慶彦氏も参加し、「今後の研究支援に役立てたい」との意向を示しています。

技術職員のスキル向上を目的とした取り組み



岡山大学の技術職員は、今後も医工系TCコースを通じて高度な専門スキルの習得を目指しています。技術職員の連携を深めるとともに、多様な研修プログラムを通じて、岡山大学の研究・教育・臨床支援力を高める取り組みが進められています。

総合技術部本部長の佐藤法仁副理事は、「技術職員としての役割を果たすために、機器の本質を理解することが重要です。今後もさらなる技術職員の育成を進めていきたい」と語り、引き続き岡山大学の総合技術部の活動に注目してほしいと述べました。

今後の展望



医工系TCカレッジは、今後も受講生の履修登録に応じて順次開催される予定です。これを通じ、専門的な技術職員の養成と、岡山大学の研究活動に寄与することが期待されています。また、医工系コースは、地域中核研究大学としての岡山大学の特性を活かし、持続的な成長を目指しています。

母校である岡山大学が直面する変化と挑戦、そしてそれを支える技術職員の活動が、地域社会への貢献につながることに期待が寄せられています。今後も新たな情報や活動のアップデートにご期待ください。


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