バナナペーパー名刺印刷が10万枚突破
大阪の株式会社高速オフセットが提供するバナナペーパーの名刺印刷枚数が、2024年度に入り10万枚を突破しました。この印刷サービスは、日本唯一のフェアトレード認証紙「One Planet Paper」、通称バナナペーパーを使用しており、廃棄予定のバナナの茎繊維を活用することで環境に配慮した製品を生み出しています。
バナナペーパーは、ザンビア・エンフエ村で生産された茎繊維をFSC®認証パルプと混ぜて作られており、持続可能な資源利用の象徴とも言える存在です。この用紙は工場でフェアトレード認証を受けており、使用することで「誰に、どのように貢献しているか」がわかるという特性を持っています。
この度、名刺印刷の枚数が10万枚を超えたことは、企業の社会的責任(CSR)に対する意識の高まりを示しています。名刺といった反復的に使用される商材においても、持続可能性を重視し、印刷物を選ぶ企業が増加していることが背景にあります。この結果、2024年11月時点でザンビアのバナナペーパー工場での職員の給料に、164日分の直接雇用支援ができたということも大きな成果です。
バナナペーパーの使用を通じて、環境問題への対策にも寄与しています。例えば、2024年度にはザンビアの工場にソーラーパネルが設置される予定であり、1枚の紙から社会や環境に幅広くアプローチする試みが展開されています。こうした取り組みは、ビジネスの枠を超えて持続可能な社会の実現に寄与するものです。
バナナペーパーを導入しよう!
高速オフセットでは、名刺に限らず企業案内や販促用ノベルティグッズなど、バナナペーパーを使った様々な印刷サービスを行っています。バナナペーパーの導入を検討している企業は、「バナナペーパーガイドブック」のダウンロードや用紙サンプルの請求を通じて、具体的な利用イメージを掴むことができます。
また、高速オフセットではサステナブル紙に関する啓発プロジェクト「KAMIKEN」も展開しており、学校教育などで持続可能性の重要性についての理解を深めるための活動も行っております。詳細は公式サイトでご確認ください。
高速オフセットの歩み
高速オフセットは、1986年に設立し、これまで数々の認証を取得しており、持続可能な印刷業務に努めています。ここ近年では、エコプロなどの環境イベントへの出展や新型印刷機の導入も行い、さらに印刷技術の進化と環境問題への意識向上を実現しています。バナナペーパーの普及活動を通じて、多くの企業が環境に優しい選択を行える機会を提供し続けています。
バナナペーパーの名刺印刷が10万枚突破した今、環境にやさしい印刷物の作成を検討している方は、この機会にぜひ高速オフセットに注目してみてください。私たち一人一人が、選ぶことで未来を変える一歩を踏み出せるのかもしれません。