新制服と雛人形の贈呈
2025-07-11 10:57:47

埼玉県立岩槻高等学校の新制服を彩る雛人形寄贈式

埼玉県立岩槻高等学校の新制服を彩る雛人形寄贈式



2025年7月9日、東京菅公学生服株式会社が埼玉県立岩槻高等学校に新制服をモチーフにした雛人形を寄贈する式典が行われました。この取り組みは、厳粛な意味を持つ一方、地域の伝統を称え、新たなスタートを切る生徒たちに向けた温かなエールでもあります。

新学校の背景



埼玉県立岩槻高等学校は、現・埼玉県立岩槻北陵高等学校との統合に伴って令和8年度に開校します。新たな制服は、地域独自の美意識を反映したデザインで、着物の“合わせ”をイメージした襟元や、縁起の良い七宝柄のワッペンが施されています。これらは、岩槻の豊かな伝統文化を引き継ぐことを意識しています。

雛人形の寄贈



寄贈された雛人形は、この新しい学校の象徴として、地域とのつながりを形にしたものです。制作には、長年岩槻地域に根ざしている鈴木人形が協力し、新たな伝説が誕生しました。実際の制服生地を用いた十二単を着た雛人形は、デザインや手仕上げに心を込めており、高校生らしい表情を持っています。

この雛人形には「子どもたちの健やかな成長と幸せを願う」というメッセージが込められています。このような文化的な寄贈は、地域の人々とともに未来を歩む教育の始まりを象徴しているのです。

寄贈式の詳細



寄贈式は埼玉県立岩槻高等学校で行われ、東京菅公学生服の長谷川哲也部長と鈴木人形の鈴木章人代表取締役が挨拶を行いました。学校の校長である深井秀仁氏も参加し、地域文化を誇りに思う気持ちを伝えました。また、昨今のグローバル教育に配慮したデザインへの評価もなされ、在校生からも好評を博しています。

新制服とその魅力



新制服はエンジとグレーのブレザーで構成され、機能性を兼ね備えています。撥水加工や速乾性もあり、家庭で洗濯できるため、日常の使用においても実用的です。このような配慮がされている制服は、地域の文化と共に持続可能な未来に向けた取り組みにも関連しています。

地域との連携



生徒たちによる挨拶でも、地域との連携の重要性が強調され、新たな学校が積極的に地域貢献に取り組んでいく意義が強調されました。未来を見据えた「岩槻学」という総合的な学びも進行中で、地域課題の解決に向けた探究も行われています。

今後、この雛人形は岩槻高等学校に展示され、地域の皆さんとの交流が期待されています。新たな制服を着た生徒たちが、この特別な雛人形と共に歩む姿が今から楽しみです。新しい歴史をともに歩む生徒たちへの祝福として、この雛人形の存在が永遠に寄り添い続けることを願っています。


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