有機農業を学ぶオンラインイベント「コア・フードキャラバン」
7月3日(金)、パルシステム生活協同組合連合会が主催するオンラインイベント「コア・フードキャラバン~ちば風土の会~」が開催され、110名の参加者が生産者から有機農業について学びました。このイベントでは、千葉県芝山町の産直提携産地「ちば風土の会」から生中継され、参加者はリアルタイムで農場の様子を知ることができました。
有機農業に対する理解を深める
「コア・フードキャラバン」は2020年から始まり、農業の現場を知り、環境保全型農業への理解を深めることを目的としています。パルシステムでは、コロナ禍の影響を受け、オンライン形式に移行し、多くの利用者が産地との距離を縮める機会を持つことができました。日本の農業が直面している高齢化、異常気象、耕作放棄地の増加、日本の農業は高齢化や異常気象などに直面しており、生産者と消費者の交流を通じてこれらの問題について知識を深めることが求められています。
異常気象と生産者の苦労
今回のイベントでは、生産者の河内さんが自身の圃場から坊ちゃんかぼちゃの生育状況を報告し、高温による日焼けについての経験を共有しました。特に昨年からパルシステム千葉との協同農場での成果や、とうもろこしの虫食い被害について語り、有機農業が直面することの多い難しさを伝えました。
「ちば風土の会」には約50名の生産者が在籍し、約100ヘクタールの有機認証圃場で100種類以上の農産物を育てています。この日は、3つの圃場からの中継を行い、雑草対策や夏野菜の生育状況、オーガニックガーデンの取り組みなどが紹介されました。
質疑応答のコーナーでは、参加者が異常気象に伴う生育状況の不良や熱中症対策、理想的な土作りの重要性などについて質問し、生産者が直接回答する場面もありました。
持続可能な農業の重要性
イベントの中でも特に強調されたのは、生態系との調和を重視する有機農業の意義です。有機ピーマンの生育不良や除草、害虫防除を手作業で行う苦労が語られ、環境を守るための生産者の努力が参加者に伝わりました。「食べることは生産現場を育て、環境を守ることにつながる」と語る山下さんの言葉が印象的です。
次回への期待と参加者の感想
参加者からは「課題を知ることができた」「生産者への理解が深まった」との感想が寄せられ、イベントの意義が再確認された形となりました。今後「コア・フードキャラバン」は、長野県のJA佐久浅間での開催が予定されています。パルシステムは今後も生産者と消費者の交流の機会を提供し、顔の見える関係を築いていく方針です。
パルシステムの取り組み
パルシステム生活協同組合連合会は、東京都新宿区に本部があり、様々な地域生協と連携しています。特に「おまかせ有機野菜セット 8品」が人気で、新鮮な野菜を利用者に届けています。消費者の皆さんが自然な環境と農業の現状を理解するための一助となっています。公式サイトでの情報提供や注文が可能です。ぜひ、現場に足を運んでいただきたいと思います。