藤田嗣治の魅力を探る展覧会が札幌で開催
2026年4月29日から6月28日まで、札幌芸術の森美術館で展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」が開催されます。この展覧会では、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の絵画と彼が撮影した写真を通じて彼の芸術の深層に迫ります。藤田はエコール・ド・パリの代表的な画家として知られており、その多彩な表現は今なお多くの人々を魅了しています。
藤田の自己演出
本展の第一の視点は、絵画と写真を通じて構築された藤田自身のイメージです。彼は独特な容貌を持ち、丸眼鏡とおかっぱ頭、口髭が印象的です。この特徴的な外見は多くの写真に捉えられ、藤田の自己演出がいかに巧みに行われていたかが浮き彫りになります。彼が生前に残した数多くの自画像や、友人たちによる藤田の写真から、そのメディア戦略を読み取ることができます。
写真から生まれる絵画
第二の視点では、写真がどのように藤田の絵画制作に影響を与えたかを探ります。藤田は、旅先で遭遇した風景や人物をカメラで捉え、それを基に絵画を制作していました。今回の展覧会では、彼の絵画作品とその根となる写真を並べて展示し、構図作りのプロセスを詳しく分析します。これにより、彼の作品がどのように形成されたのかを観客は理解できることでしょう。
眼の記憶としての写真
最後の視点では、藤田自身が撮影した写真を通じて彼の芸術的な視点を探ります。今回の展覧会では、世界初公開の作品も含まれ、観る者に記憶を喚起させるその魅力を発見することができます。藤田がどのような視点で世界を捉え、どのような感動をおさめたのか、その記憶に触れることができる機会です。
登録イベントと特別対談
展覧会に合わせて特別イベントも開催されます。その一つが「猫ウィーク」で、猫をイメージしたファッションアイテムを身につけて来館した方には、割引価格で観覧できる特典があります。また、学芸員によるギャラリー・ツアーや、「藤田嗣治と秋田」についての特別対談イベントも予定されており、藤田の芸術をより深く理解するための貴重な機会です。
開催概要
- - 会期:2026年4月29日(水・祝)~6月28日(日)
- - 会場:札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2丁目75)
- - 観覧料:一般1,800円、高校・大学生1,000円、小・中学生500円
- - 特別対談:5月24日(日)10:30~(参加料2,000円、展覧会チケット付き)
藤田嗣治の繊細かつ力強い作品に触れ、彼の新たな側面を知ることができるこの展覧会。ぜひ、札幌芸術の森美術館でその魅力を体験してください。詳しい情報は展覧会公式ホームページをご確認ください。また、チケットは事前の購入をお勧めします。幸運な方々には、藤田のアートの世界が広がる特別な時間を提供されることでしょう。