新たなブランド戦略がスタート
グランドデザイン株式会社は、2025年7月7日より、マーケティングのエキスパートである奥谷孝司氏を顧問として迎え入れることを発表しました。この決定は、企業が顧客との関係を深め、選ばれる理由を確立するための新たな戦略の一環です。
ブランドと顧客の新しいつながり
現代のビジネス環境においては、単に機能や価格で顧客の心をつかむことは難しくなっています。現在求められているのは、企業と顧客がどのように永続的に結びつくことができるのかという問いに対する答えです。奥谷氏が提案する「エンゲージメント・バリュー」や「カスタマー・バリュー・ピラミッド」は、関係性の価値を重視し、企業と顧客が共に利益を得られる環境を作り出します。
グランドデザインは、創業から25年の間、日中を中心に多くの企業においてブランドのアイデンティティを設計し、成果を上げてきました。奥谷氏との連携により、より強力なマーケティング戦略とクリエイティブが融合し、国際的なブランド認知ががたかまることが期待されます。
新たな価値提供の3つの柱
この新たな取り組みを通じて、グランドデザインは以下の3つのポイントに焦点を当て、価値を提供していきます。
1. デザインを資産に変える
デザインが感性で評価されるだけでなく、具体的な経済価値を生む資産となるようにすることが目標です。グランドデザインは、奥谷氏のエンゲージメントKPI(ユーザー生成コンテンツや再購入率など)を活用し、デザインやブランディングを戦略的に運用する体制を整えます。
2. ブランドとの関係性を価値に
顧客がブランドを選ぶ際には、商品の購入だけではなく、哲学や体験の共有も重要です。グランドデザインは、D2Cやサブスクリプションモデルにおける顧客のライフタイムバリューやファン化を促進する仕組みを提供します。これにより、顧客との深い関係が築けるようサポートします。
3. 国境を越えた体験を
国際的な市場において、異なるSNS環境に対応した一貫したブランド体験を提供します。日本と中国それぞれの独自の文化に基づき、顧客がどこにいても「同じブランド」と感じられることを目指し、体験を設計します。
共に未来を創る
奥谷氏の就任を受けて、グランドデザインは顧客との「つながり」を重視したブランド投資を更に強化し、顧客と企業がともに成長するブランドの実現を目指します。感性と戦略を融合させたクリエイティブを活かして、未来の「選ばれ方」を共にデザインしていきます。これからの新たなパートナーシップに、ぜひご注目ください。
奥谷孝司氏のプロフィール
奥谷孝司氏は、顧客時間の共同CEOやオイシックス・ラ・大地株式会社のCOCO、Engagement Commerce LabのCEO、Super NormalのCEOを務めるなど、多方面で活躍するマーケティングの専門家です。無印良品においては、MUJI passportアプリの開発を率いてオムニチャネル戦略を推進しました。最近では、自らのD2C活動としてSuper Normalをスタートし、著書も多数出版しています。
グランドデザイン株式会社について
グランドデザイン株式会社は、日本と中国を拠点に、ブランディングや商品企画、空間設計、ビジュアル制作まで手がける総合デザイン会社です。「選ばれ方をデザインする」「AMAZE THE WORLD」を合言葉に、東アジアにおける企業のブランド価値向上と市場拡大を支援しています。詳しくは
公式サイトをご覧ください。