映画撮影者育成プログラム
2025-09-09 09:46:41

日本映画撮影監督協会、国際的映画撮影者育成へ向けた新プログラム始動

日本映画撮影監督協会、国際舞台での人材育成プログラムを開始



日本映画撮影監督協会(JSC)が、文化庁の令和7年度「クリエイター等支援事業」に採択され、国際的な映画撮影技術者の育成を目指す新しいプログラムが始まることとなりました。この取り組みは、2025年からの一定期間を見越したもので、業界全体の人材基盤を強化する重要なステップとなります。

プログラム概要


本事業は、文化庁が優れた専門団体に委託して実施するもので、特に即効性を重視するのではなく、長期的な視点から体系的な人材育成がなされることを目的としています。この支援は3年間の長期にわたって行われ、安定した教育プランの構築が可能となるため、次世代の映像クリエイターのトレーニングにおいて、重要な役割を果たすことが期待されています。

JSCに与えられた使命は、既に業界で活躍している撮影監督たちのさらなる国際的な成長をサポートすることです。世界各国のクリエイターと意見交換し、グローバル市場に向けたトレーニングを実施することで、次世代の映像人材の競争力向上を図ります。

プログラムの三本柱


このプロジェクトの理念は、以下の三つの柱に基づいています:
1. 国際的影響力を持つ撮影監督の育成
2. 部門を横断するリーダーシップ
3. 効率的かつ高い実行力の涵養

年に一度開催される「マスタークラス」では、専門的な知識と共に、情熱や高い目的意識、国際的に通用するコミュニケーション力を磨くことが求められます。2025年には、SEAMUS McGARVEY(DOP)やBalazs Bolygo(DOP)を講師に招いたマスタークラスが行われる予定です。

企業の協力による展開


このプロジェクトは、SONYやLeitz、Netflixといった国内外の著名な企業との協力のもとでスタートします。さらに、アメリカ撮影監督協会(ASC)や欧州連合の撮影監督団体ネットワーク(IMAGO)との国際的な連携も視野に入れ、ワークショップやシンポジウムを通じて集まったアイデアを実現し、国際的な場で活躍できる人材の育成を進めていく方針です。

今後の展望


2025年度には、以下の具体的な取り組みが計画されています:
  • - タイでのマスタークラス共同開始
  • - 韓国・釜山国際映画祭および韓国撮影監督協会とのシンポジウム開催
  • - 欧米からの講師を招いた京都でのマスタークラス実施

これらの初動を基に、国際的に活躍できる撮影監督の育成を積極的に推進していく予定です。また、活動内容は随時リリースを通じてお伝えし、広く社会にアピールしていきます。

お問い合わせ


日本映画撮影監督協会への詳細な問い合わせや支援については、以下の方法でご連絡ください:
  • - 公式ホームページ: 日本映画撮影監督協会
  • - 所在地: 〒157-8561 東京都世田谷区成城1-4-1 東宝スタジオ オフィスセンター2F
  • - 電話番号: 03-6411-1690
  • - ファックス: 03-6411-1691
  • - メール: [email protected]

JSCは、映像表現の未来を共に切り開く仲間を待っています。


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