大阪・関西万博を見据えた地域の情報発信の新しいかたち
2026年7月2日、大阪市の此花区役所と株式会社POTETO Designが「伝わる情報発信」を目指す連携協定を締結しました。この協定により、POTETO Designが運営する広報誌のデジタル化サービス「POTETOスマート広報」を通じて、地域の広報誌のデジタル化に向けた実証実験が始まります。
なぜデジタル化が必要か?
自治体が発行する広報誌は、地域のイベント情報や行政サービスなどの重要な情報を住民に届けるための基盤です。しかし、従来のデジタルブック形式の広報誌には、いくつかの課題が存在しました。具体的には、スマートフォンやタブレットでの閲覧時に読みづらいことや、特定の記事を探すためのキーワード検索機能がないことが挙げられます。このため、特に若い世代や視覚的な制約を持つ方々に情報が届きにくい状況が見受けられました。
大阪市も、この情報発信の質を向上させるために、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を策定し、取り組みを進めています。このような背景の中で、POTETO Designとの協定締結が実現しました。
協定の主な内容
今回の協定には、以下のような内容が含まれています。
- - 区広報誌のデジタル化に関する実証実験
- - 『伝わる』情報発信の実現に関する協働
- - その他、協定の目的を達成するための必要事項
これにより、此花区の広報誌「広報このはな」が「POTETO スマート広報」で効果的に配信されることが期待されています。
POTETOスマート広報の特徴
「POTETOスマート広報」は、生成AIなどの最新テクノロジーを駆使して、行政の広報誌を自動でデジタル化するサービスです。その主な機能としては、以下のような点が挙げられます。
- - 画面サイズに合わせた再構成:閲覧端末の画面サイズに応じて、記事が再構成されるため、スマホでも読みやすくなります。
- - 多言語表記と音声読み上げ機能:外国人住民や視力に障がいのある方々が利用できるように配慮されています。
- - キーワード検索と目次機能:必要な情報にすぐにアクセスできる便利な機能が搭載されています。
- - イベントカレンダー機能:地域イベントへの参加を促すためのカレンダーやマップも用意されています。
先進的な情報発信の形
大阪市此花区役所の中島政人区長は、協定締結式において、「この情報があふれる時代において、いかに区政の情報を効果的に届けるかが重要」とコメントしています。今回の協定は、行政が単独で行うのではなく、民間の力を借りて「伝わる」情報発信を実現する重要な機会であり、その期待が高まっています。
一方で、POTETO Designの藤田健登社長も、行政には重要な情報が多く存在するが、「あるけど知らなかった」といった状況が少なくないと指摘し、その解決を目指す姿勢を強調しました。
今後の展開について
今回の協定に基づく実証実験を経て、此花区の広報誌のデジタル化が進むことで、区民の皆さまが情報を受け取りやすくなることを目指しています。さらに、POTETO Designは全国の自治体との連携を進め、行政情報をすべての人に届けることを目指しています。
会社概要
株式会社POTETO Designは、東京都港区に本社を置き、行政機関向けの広報戦略の立案をはじめとする様々な事業を展開しています。デジタル広報に特化したサービス「POTETOスマート広報」に代表されるように、現代のニーズに応じた情報発信の形を目指しています。
詳細な情報などについては、公式ウェブサイト
こちら をご覧ください。