地盤予測サービス
2025-04-23 12:17:15

ジャパンホームシールドがAIで地盤予測サービス「地盤サポートマップPro2」を開始

住宅業界を改革する「地盤サポートマップPro2」とは



東京都墨田区に本社を構えるジャパンホームシールド株式会社は、住宅事業者のニーズに応えるべく、簡単な情報入力で地盤情報をAIにより迅速に得られる新サービス「地盤サポートマップPro2」を発表しました。このサービスは、特に新築着工の減少や人手不足に直面している住宅業界において、必要なデータを迅速に提供することを目的としています。

地盤サポートマップPro2の背景



近年の不動産市場では、新築住宅の着工数が減少しており、これは住宅業者への大きな課題となります。また、深刻な人手不足の影響も加わり、企業の持続的な成長が困難になっています。このような状況下では、データとAIを駆使したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が不可欠です。ジャパンホームシールドは既存の地盤調査ですでに240万棟以上の実績を有し、今後の地盤調査においてもAIを利用した精度の向上に努めています。

「地盤サポートマップPro2」の特徴



「地盤サポートマップPro2」の最大の特徴は、住所などの位置情報を入力することで、AIが地盤の強さや腐植土の有無、必要となる地盤改良工法、改良工事の概算費用をわずか1〜3分で予測し、レポートとして出力できる点です。これにより、従来の地盤調査と比べて迅速かつ効率的な情報提供が実現しました。

予測される具体的な項目は以下の通りです:
1. 地盤の強さ:2~3階建て住宅建築時における地盤改良の必要性
2. 軟弱層の有無:不同沈下の原因となる腐植土のリスク
3. 地盤改良工法:改良工事が必要な場合の工法
4. 概算費用:地盤改良工事にかかる費用予測
5. 地盤調査結果(SWS試験):支持層の深度情報

AIがこれらの結果を提供することで、住宅事業者はより適切な判断を下すことができるようになります。特に、調査が困難な地域や過去のデータが無いエリアでも予測が可能です。

高精度なサービスの実現



さらに、今回のAI技術はベテラン地盤技術者の判断と約80%の精度で一致しており、264万棟に及ぶ過去の解析データを活用することでさらなる精度向上が見込まれています。このため、利用者からは「地盤調査データが無い場所でも助かる」といった声が寄せられています。

幅広い活用シーン



「地盤サポートマップPro2」は、住宅業者の概算見積り作成や営業のサポート、さらには分譲住宅業者における土地仕入れの判断基準としても活用されています。AIによる高度な予測がもたらす利便性は、業界全体の業務効率を大幅に向上させる期待が持たれています。

今後もジャパンホームシールドはAI予測の精度向上やデータの充実を図り、さらなるサービス向上を目指す方針です。

住宅事業を支える新しいパートナーとして「地盤サポートマップPro2」を活用してみてはいかがでしょうか?

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お問い合わせ先
ジャパンホームシールド株式会社
所在地:東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア17F
電話:03-5624-1545
公式サイトはこちら


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