親子で作り上げる特別なランドセル
家族の夢をかたちにする新たな試み、「ともにつくるランドセル」プロジェクトが始まりました。この取り組みは、ただのオーダーメイドではなく、親子で共にデザインを考え、製作に参加するという特別な経験が含まれています。約1年をかけて、子どもたちの想いを込めたランドセルが完成するプロセスは、親子の絆を深める素晴らしいチャンスとなるでしょう。
鞄工房山本の理念
1949年に創業した鞄工房山本は、「お子さまとご家族の笑顔に貢献する」という理念のもと、これまでに多くの製品を手掛けてきました。ブランドは、顧客の声に耳を傾け、製品に反映させていく姿勢を重視しています。特に過去のプロジェクトでは、体の小さなお子さまや車椅子を使用しているお子さま向けに特別なランドセルを制作してきました。
プロジェクトの流れ
このプロジェクトでは、まず親子で「どんなランドセルが欲しいのか」を考え、それをもとにデザインを提案します。応募の中から数名が選ばれ、職人との打ち合わせを経て、最終的なデザインに落とし込まれます。こうして出来上がったランドセルは、その後家族に贈呈されるのです。このプロセスは、単なる製作を超えて、家族の思い出として記憶に残ることでしょう。
過去の特別なランドセル
鞄工房山本は、これまでも特別なデザインのランドセルを制作してきました。たとえば、トマトをモチーフにした「トマトランドセル」は、その斬新なアイデアと実行力で話題を呼びました。また、車椅子に取り付けることができる特別仕様のランドセルも用意されており、全てのお子さまに使いやすさを提供するための配慮がなされています。
価格と応募条件
このプロジェクトのランドセルは、牛革や人工皮革での基本モデルが80,000円(税込み)から、特別仕様のものは180,000円(税込み)で提供されます。応募条件は、奈良の本店への訪問が可能な小さなお子さま及びその家族です。撮影にも協力いただく必要があり、撮影したものは正式に公開されることがあります。
応募スケジュール
応募期間は2025年1月14日から2月末日までで、選考はその後に行い、3月15日までに選ばれた家族に通知します。完成品のお渡しは2025年12月を予定しています。このプロジェクトは、一過性のイベントではなく、長く愛され続けるランドセルづくりを目指しています。
まとめ
「ともにつくるランドセル」プロジェクトは、家族が共に過ごす大切な時間を提供するだけでなく、世界に一つしかないランドセルを形にすることで、子どもたちの想いを大切にする機会でもあります。応募を通じて、子どもたちの夢や希望が詰まった特別なランドセルが誕生することを期待しています。詳細やご応募については、鞄工房山本の公式Webサイトをご覧ください。