2026年繁忙期の部屋探し事情:物件不足と家賃上昇の実態
2026年の繁忙期(1~3月)に向けた部屋探しが熾烈を極めています。株式会社いえらぶGROUPが実施したアンケート調査によると、エンドユーザーによる部屋探しの実態が浮かび上がってきました。調査は706件の有効回答を基に、内見件数や家賃の変化、希望条件に対する満足度を明らかにしました。
調査の背景
昨今の不動産市場は、物件不足や家賃上昇、早期成約が目立つ状況です。そのため、多くの人がより早い段階から情報収集や比較検討を行うようになっています。繁忙期前に早めに準備を進める動きが広がっているのです。
1. 内見件数と物件不足
調査によると、部屋探しをしたと回答した人のうち、内見件数が「2~3件」が最も多く31.6%を占めています。次に多かったのが「4~5件」で23.7%、さらに「6件以上」と続きます。内見を行わなかったという回答者も9.2%存在し、時期によっては物件の動きも早いため、現地確認なしで申し込む人も少なくないようです。
物件不足は56.6%の回答者が「希望条件に合う物件が少ない」との課題を感じています。実際、引っ越し前後の家賃も中央値で約1.2万円上昇しており、引っ越し前の家賃は約7.3万円、引っ越し後の家賃は約8.5万円となっています。これにより、理想の物件を探し続ける人々の悩みも増しています。
2. 家賃の現状と理想のギャップ
次に、現在住居の家賃と理想の家賃について聞いたところ、現在の中央値は約6.4万円に対して理想は約5.6万円。多くの人が理想とする条件に対して、現実が厳しいことを実感しているようです。
家賃の高さに対する不満も多く寄せられ、「家賃が高すぎる」「条件に合う物件が少ない」との声が相次いでいます。特に、繁忙期の特性として、募集開始後の成約が早いことが物件選びに影響を及ぼしています。
3. 満足度と課題
調査によれば、約8割のエンドユーザーが部屋探しに満足しているものの、具体的には「とても満足」が34.2%、「やや満足」が50%に達しています。一方で「やや不満」「不満」と回答した人たちは、家賃の高さや情報不足について意見を述べています。
「部屋探しが難しい」と感じる理由としては、写真が少なく、現地確認しないと判断できないという点が挙げられ、それが満足度に影響を与えていることが明らかです。このため、部屋探しの情報提供の精度やスピードも求められています。
いえらぶGROUPのコメント
調査を通じて、繁忙期の部屋探しでは多くの人々が早期に行動を起こし、厳しい選択肢の中で慎重に部屋を選んでいる実態が分かります。家賃や立地だけでなく、周辺環境を含めた生活の質も重視される中で、業界全体がより良い情報を提供する必要性が高まっています。いえらぶGROUPは、エンドユーザー及び不動産業者双方に価値あるサービスを提供し、さらなる業界の発展に寄与していくとしています。
調査概要
- - 調査期間:2026年3月13日~2026年3月23日
- - 調査機関:株式会社いえらぶGROUP
- - 有効回答数:706件
家の選び方において、賢い選択が求められる今、皆さんも部屋探しを進める際には、早めの準備と多角的な情報収集をして快適な住まいを見つけてください。