日野市の地域資産を次世代に繋げる取り組み
日野市は、地域住民と民間事業者の意見を反映した持続可能なまちづくりに向けて、重要なステップを踏み出しました。老朽化が進んでいる複合施設3か所を活用した新しいプロジェクトが始まります。これらの施設は、もともと旧小学校の跡地に位置し、地域のさまざまなニーズに応えてきた大切な資源です。しかし、老朽化により既に閉鎖されるか、将来閉鎖される予定です。そこで、日野市はこれらの貴重な施設を次世代に生かすための「サウンディング型市場調査」を実施します。
複合施設の位置と役割
日野市には、次の3つの施設があります。それぞれ地域活動や避難所として利用されてきましたが、今後の活用方法が模索されています。
1.
平山台健康・市民支援センター(旧平山台小学校)
- 所在地: 東京都日野市平山二丁目1番1号
-
閉鎖予定: 令和10年度末
2.
旧百草台コミュニティセンター(旧百草台小学校)
- 所在地: 東京都日野市百草999番
-
閉鎖: 令和5年
3.
旧高幡台小学校
- 所在地: 東京都日野市程久保550
-
閉鎖予定: 将来的に
これらの施設はそれぞれの地域において重要な役割を果たしてきました。しかし、管理や維持が難しくなっているため、今後の活用についてしっかりとした計画が必要です。
調査の目的
日野市が行っているサウンディング型市場調査は、以下の目的を持っています。
- - 跡地の市場性に関する情報収集: 売買や賃貸としての価値など、市場の状況を把握します。
- - ニーズやアイデアの把握: 民間事業者や各種団体、大学からの多様な提案や意見を聞くことで、未来の利用に関する具体的なアイデアを集めます。
- - 継続的なまちづくりの方向性検討: 地域と共に進む持続可能なまちづくりに向けた施策を考えます。
参加を呼びかける声
日野市からの呼びかけでは、地域の大切な財産を次世代に引き継ぐため、広く市民の意見を求めています。民間企業、非営利団体、大学など、あらゆる立場の方々のアイデアを募集し、柔軟で革新的な視点を取り入れることがこの調査の肝となっています。
実施スケジュール
以下の日時で調査が行われます。
- - 事前ヒアリングシート提出期間: 令和7年6月25日(水)~令和7年7月23日(水)
- - サウンディング実施: 令和7年8月5日(火)・6日(水)・7日(木)
- - 実施結果概要公表: 令和7年9月下旬(予定)
まとめ
日野市が進めるこのプロジェクトは、地域の資源を次世代に生かすための重要な取り組みです。市民の意見やアイデアを取り入れることで、より多様で持続可能な地域社会の形成が期待されます。興味のある方はぜひ、日野市の公式ホームページで詳細情報をご確認ください。未来の地域資産となりうるアイデアに、あなたの声を届けてみませんか?
詳しくは、
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