SRA OSSがOSSサポートサービスを拡充
株式会社SRA OSS(東京都豊島区、代表取締役社長: 稲葉 香理)は、2025年6月1日より「OSSサポートサービス」のメニューを改定し、より便宜性の高いサポート体制を整備することを発表しました。これにより、オープンソースソフトウェア(OSS)の商用利用に対する需要の多様化に柔軟に対応することが可能になると言います。
改定の目的
近年、OSSの商用利用が急増しており、それに伴ってお客様のニーズも複雑化しています。そのため、SRA OSSは体系的かつ包括的なサポートを提供し、お客様のシステムインフラを支えるためのミドルウェアやアプリケーションに関して手厚い支援を行ってきました。今回のサービス改定は、さらなる顧客満足度の向上を目指したものです。
主な改定ポイント
以下に主な改定ポイントを挙げます。
1.
対象ソフトウェアの追加
- 今回の改定により、以下のソフトウェアが新たにサポート対象に加わります。具体的には、Tomcat、Apache httpd、Nginx、Postfix、Dovecotなどの多様なソフトウェアが挙げられます。
- これにより、アプリケーションサーバーやWebサーバー、メールサーバーなど、多岐にわたるシステムの運用を支援する体制が整います。
2.
24時間365日サポートの導入
- プレミアムサポートが新たにメニューに追加され、特定の対象ソフトウェアにおいては24時間365日、ヘルプデスクおよび障害対応が受けられるようになります。サポートチームは、30分以内に一次回答を提供し、迅速な解決へと導きます。
3.
サポート対象プラットフォームの変更
- サポート対象として、Rocky Linux、Amazon Linux、Windowsも新たに追加されます。これにより、より広範な環境でのOSS利用をサポートします。
SRA OSSについて
SRA OSSは、25年以上にわたりオープンソースソフトウェアに特化したサポートサービスを提供してきました。独自のサポート専用Webシステムを開発し、専門チームを結成。すでに30種を超えるOSSをサポートしており、コンサルティングやトレーニング、研究開発も手掛けています。2024年8月からは、NTTデータグループからの出資を受け、エンタープライズ向けのサービスを拡充していく予定です。
サポート体制の強化
今回のOSSサポートサービスの改定は、システム基盤の運用を支えるためのものです。顧客が抱える課題やビジネスニーズに対し、SRA OSSは今後も柔軟で迅速な対応を約束します。さらに詳しい情報は、SRA OSSの公式サイトや技術情報発信のためのブログ、YouTubeチャンネルでもご覧いただけます。
この新しいサポートサービスは、オープンソースソフトウェアを利用する全ての企業にとって、変革の一歩となることでしょう。お客様のニーズに寄り添ったサービスを提供するSRA OSSに、今後の展開に期待が高まります。